リモートワークや遊びが捗る進化系ノートPC 5選【GoodsPress AWARD 2022】

【GoodsPress AWARD 2022】

機能、デザインはもちろん、革新性、コストパフォーマンスなど、さまざまなアプローチで我々を刺激したアイテムを表彰する年末恒例「GoodsPress AWARD」。各ジャンルの識者が厳選した“2022年の顔”をぜひチェック。

2022年も多くのノートPCが発売された。既存モデルの性能を向上させた堅実なマイナーチェンジ機もあれば、意欲的にチャレンジした製品もある。ここでは注目の5モデルを選定した。

※2022年12月6日発売「GoodsPress」1・2月合併号28-29ページの記事をもとに構成しています

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時流の乗るのは難しいーー。2019年末から'20年末にかけてリモートワークやオンライン授業が普及し、'21年には在宅からハイブリッドワークへの切り替えが起こった。2022年には対ドルの円安が急激に進み、PCは“高嶺の花”になりつつある。もちろん最新技術を導入したフラグシップモデルも続々と登場しているが、こうした時代の変化を踏まえ、やはり大多数のユーザーにとっての体験を変え得るノートPCを評価したい。

大賞とした「VAIO SX12(VJS125)」は、昨年のマイナーチェンジモデルともいえるが、長時間駆動のバッテリーや上位エディションの5G対応は魅力的なポイント。在宅需要も兼ねる14型を用意しながらも、モバイル特化の仕様をより鋭く尖らせてきたSX12は、小型にこだわる人に刺さる一台だ。レノボの「ThinkPad X13s Gen 1」も5Gミリ派に対応し、ノートPCの未来を感じさせた。

ほかには、14年ぶりに意匠を一新したアップルの「MacBook Air」や、クラウドゲームサービスのストリーミングプレイに特化したASUSのChromebook、コスパの高さが光るHPのカジュアルゲーマー向けゲーミングノートなどをピックアップした。

ITライター 井上晃さん
スマートフォンやタブレットなどのデジタル機器をベースにしながら、最新ガジェットやデジタルサービスを幅広く網羅するIT系ライター。雑誌やWebメディアを中心に、レビューやコラムも寄稿している

 

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