懐かしくも新しい“復刻”ネオレトロバイク【安くて良いもの夏ベストバイ】

■各社からネオレトロモデルが続々登場!

名車たちのフォルムをそのまま再現するのではなく、積極的に現代的なデザインエッセンスを加え、スポーツヘリテージとして新しい価値観を創造しているのが、ヤマハXSRシリーズ。

2016年にデビューした長兄XSR900は、1986年に世界GPを戦ったYZR500のゴロワーズカラーを身にまとい、同年のRZ250Rのムードを想起させたかと思えば、さらに700もまた白×青のRZ350、黒×金のRZ250のイメージカラーを新採用。当時を知るファンが、この姿を見て歓喜したのは言うまでもありません。

そして今春、海外向けに先行発売された125も国内への導入が決定。目が離せない存在となっています。機動力が高く、経済性に優れることから、ただでさえ人気の原2クラス。そこへ80年代に根強く支持されていたRZ125譲りのボディカラーですから、ファンは発売を首を長くして待っています!

その他にも圧倒的な人気を誇るカワサキのZ900RSを始め、エリミネーターも復活。現在トレンドとなっているスクランブラーも、ホンダのCL250に加え、BMW R nineTがドイツで登場。このネオレトロ熱は今後も一向に冷めそうにありません。

*  *  *

■「ゴロワーズ」や「RZ」、カラーで魅せるXSR3兄弟

Yamaha
「XSR900」(121万円)

懐かしいのは色だけじゃない!80年代マシンのように、やや腰を後に引いたライポジが安心感を生むんです!!(青木さん)

PVで一緒に映し出されたのは、クリスチャン・サロンが1986年の世界GPを駆け抜けた青いYZR500。80年代のレーシングマシンに見たデルタボックスフレームやトライアングルタンク、台形テールを採用。タイムレスデザインとして、ヤマハらしいレーシングスピリッツが宿る。

 

Yamaha
「XSR700」(100万1000円)

BIGオフのテネレ700にも使われるパラツインは、トラクションに優れる270度クランクで力強く使いやすい傑作エンジン!(青木さん)

前輪ブレーキのディスクを大径化し、灯火器類のLED化やメーターをネガポジ反転LCDにグレードアップするなど、2023年式でマイナーチェンジ。「ナナハンキラー」と呼ばれた初代RZサンパン(350)をモチーフとした白×青のカラーグラフィックで「青春よ、よみがえれ〜!」

 

Yamaha
「XSR125」(価格未定)

軽二輪枠で速道路も走行できるXSR125も国内デビューが決定。末弟も2本立てで、用途によって選べますよ!(青木さん)

公道向けはスクーターしかなかったヤマハのアンダー125ccクラスに、待望のスポーツモデルが戻ってくる。水冷単気筒SOHCエンジンは可変バルブ機構付きで、スムーズなパワーデリバリーを全域で実現。倒立フォークを備えるなど、前後17インチの足まわりも本格的なのが嬉しい。

 

■ヨンヒャクだから高速道路のクルージングも余裕!

Kawasaki
「ELIMINATOR」(75万9000円〜)

上級仕様の「SE」は車体前後にドラレコを標準装備! トラブル対策はもちろん、旅の思い出を記録できるから嬉しい!(青木さん)

735mmとシート高が低く、両足のカカトまでべったり地面に届く足つき性の良さがあり、気軽に乗れて安心感が高い。それでいて、エンジンは扱いやすいパラレルツインで、排気量はヨンヒャクあって充分。街乗りから遠出まで、普段着感覚で付き合える。

 

■漢カワサキと言われた時代へタイムスリップできる

Kawasaki
「Z900RS」(148万5000円〜)

70年代の名車Z1やZ2を思わせるスタイルはもちろん、カラー&グラフィックも再現しているからファン垂涎ものです!(青木さん)

ティアドロップタンクや砲弾型メーターなど、カワサキ Z1に通じる昔ながらのスタイルをそのままに、倒立フォークやモノショック、ラジアルマウントキャリパー、トラクションコントロールなど最新装備をふんだんに盛り込み、切れ味鋭い走りと高い安全性を実現している。

 

■ソロキャンなどでダートと出くわしても臆せず進め!

Honda
「CL250」(62万1500円)

マフラーがライダーの耳に近い位置にあるから、歯切れの良いシングルサウンドがよりダイレクトに聞こえ、アクセルを開けるのが楽しく快快です!(青木さん)

前後サスペンションのストローク量が長めで背が高く、アップマフラーやフォークブーツが備わっているのは、未舗装路も走ることを前提としていたから。ホンダCLの初代は、アスファルトが敷かれた道路がまだ少なかった1960年代に誕生したスクランブラー。現代のストリートへ解き放て!

 

■さらにレトロへ、もっとカスタムしやすく進化

BMW
「R 12 nineT」(価格未定)

詳細は今秋発表され、2024年モデルとして発売される見込み。スポークホイールの足まわりなど手が込んだ仕上がりです!(青木さん)

2014年にデビューしたR nineTがネオクラシックブームの火付け役だが、今年5月、創業100周年を期にドイツでその後継として発表されたのがR 12 nineT。伝統の空油冷ボクサーツインエンジンを継承しつつ排気量を拡大し、フレームやタンク、シートなど、全面的に刷新している。

 

■どれでも44万円!ホンダの“原2”復刻シリーズはいまだ大人気!

Honda
「Monkey125」(44万円)

人気の理由は「懐かしい」とライダーに返り咲くオトナたちの所有欲を満たすべく、上質感も兼ね備えるところにあります!!(青木さん)

Honda
「Dax125」(44万円)

Honda
「CT125 Hunter Cub」(44万円)

遊園地の乗り物アトラクションだったモンキーをはじめ、可愛くてコンパクトなレジャーバイクたちは昭和に生まれバイクファンを育てたが、車体をひと回り以上大きくし、排気量も125ccに拡大。令和によみがえると、乗り手の心や暮らしを豊かにしてくれると、大ヒット継続中!現代の交通事情に合わせ、性能アップも果たしている。

※2023年7月6日発売「GoodsPress」8-9月合併号92-95ページの記事をもとに構成しています

>> 特集【安くて良いもの夏ベストバイ】

<文/青木タカオ>

 

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