スターバックス流 おいしいアイスコーヒーの作り方②[アイス ドリップコーヒー編]

今回は3杯分のアイスコーヒーを作ります。

<使ったもの>
「デロンギ コーン式 コーヒーグラインダー」(1万4100円/税別・以下同)
「グラスドリップコーヒーメーカー」(2900円)
「細口ポット0.7L」(5500円)
「コーヒーフィルター」(100枚入り 340円)

 

(1)豆を挽く

まずは3杯分=30gのコーヒー豆を挽きます。

挽き具合は<ミディアム>。

「デロンギのコーヒーグラインダーの場合、中挽きとなるミディアムが、スターバックスでいう8番相当の挽き具合になります」(田原さん)

「このグラインダーは、コーン式挽き刃によって粒がキレイに均等になるように挽いてくれるんです」(田原さん)

 

(2)ドリップ前の準備

ドリップは「グラスドリップコーヒーメーカー」を使います。抽出したコーヒーを氷に落とすことで急冷するため、まずは氷を入れます。

「氷は★★★の辺りまで入れてください。このコーヒーメーカーの場合、★ひとつで1杯分の出来高150ccになっています。今回は3杯分なので450cc抽出します。その場合、氷の量は450ccの半分、約225gを目安にしてください。もちろん氷は大きさがひとつひとつ異なるので、3杯分なら★★★辺りまで入れればOKです。225gは重さの目安として考えてください」(田原さん)

このコーヒーメーカーには、3つの目盛りが記されています。★ひとつが1杯分、★★が2杯分です。1杯いれるために必要な豆の量は10gになります。

次にペーパーフィルターを準備します。まずは底辺の重なっている部分を折ります。

そして斜めの辺の重なっている部分を、底辺とは逆側に折ります。「ふたつの折り目が互い違いになるようにしてください。こうすることで、しっかりとコーヒーの濾過層を支えてくれます」(田原さん)

折ったままフィルターを開いて、コーヒーメーカーにセット。

そして中挽きに挽いた粉をフィルターに入れましょう。

最後に、沸騰したお湯をポットに移して準備完了。

「ドリップする際のお湯の温度は90~96℃にしましょう。やかんや電気ケトルで沸騰させたお湯を、ドリップ用のポットに移せば、だいたい92℃ぐらいになるので、ちょうどいいと思います」(田原さん)

【次ページ】いよいよドリップ開始

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