爽快にして痛快、カナダのBPRが放つ新型三輪車

SPYDERシリーズの特徴は、一見したところバイクであり、排気量が1330ccあるものの普通免許で乗れてしまいます。二輪の免許は必要ありません。セミオートマもラインナップされており、こちらだとAT限定の普通免許でもオッケーなのです。

安全上の理由からヘルメットの装用が強く推奨されていますが、道交法ではヘルメット不要。本当なのです。2輪を3輪にカスタマイズ(多くは後輪側を2輪化)したトライクと呼ばれる乗り物も根強い人気がありますが、SPYDERは前輪側を2輪にした3輪車なので安定感に優れるのに加えて、もっとスポーティに走れると夢想しています。

それでいながら余裕でタンデムもできて、荷物も満載できます。そうなると大型ツーリングバイクが正しくそうなのですが、袋小路に入り込んだりすると脱出がとてもやっかい(涙)。しかし、SPYDERは一部の大型クルーザーと同じようにリバースギアを装備。ハーレーダビッドソンのFLTRに6年間乗っていた実体験から言えば、これって道路の狭い日本では、とてもありがたい装備なのです。つまり実用性も高いということなのですね。

もちろんSPYDERの本質からいえば、楽チンだとか実用性が高いというより、いかに爽快なライディングを楽しめるかが最大のポイント。そこのところを確かめるのに、テイストライディングの機会を虎視眈々と狙っていますよ。乗れたら、嫌われようが疎まれようが自慢がてら報告しますね♪

BPR
CAN-AM SPYDER F3/F3-S
199万8000円〜

(文/ブンタ)

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