アジアで大人気! OPPOの“カメラフォン”を使ってみた!

◼︎カメラ機能に注力した「R11s」を発売!

日本進出の第1弾モデルは、OPPOの最新フラグシップモデル「R11s」です。Androidをベースとする独自OS「ColorOS 3.2」を搭載し、CPUはSnapdragon 660(2.2GHz オクタコア)、メモリはRAMが4GBで、ROM(ストレージ)が64GBという構成です。ディスプレイは画面アスペクト比が18:9の有機ELで、解像度は2160×1080ピクセル。流行りの縦長ディスプレイで、画面占有率が85.8%と広いことも特長です。

▲約6インチの縦長ディスプレイを搭載するR11s

▲カラバリは左からブラック、レッド、シャンパン(ゴールド)

そして、最大のセールスポイントはカメラ。背面には2000万画素+1600万画素のデュアルカメラを搭載し、どちらもF1.7の明るい大口径レンズを採用。1600万画素カメラが通常撮影用のメインカメラで、ソフトウェア処理による自然なボケ効果も楽しめます。2000万画素カメラは、低照度用のカメラで、とくに夜間のポートレート撮影で効力を発揮するとのこと。つまり「昼用」と「夜用」のハイブリッドと言っていいでしょう。

▲背面には2000万画素+1600万画素のデュアルカメラを搭載

▲写真家の角田修一氏は、R11sのカメラ性能について「一眼レフに近い画質で撮れる」と絶賛

フロントカメラも2000万画素で、高画質でセルフィーを楽しめるようになっています。そこに、独自機能として搭載されているのが「AIビューティー」。膨大なセルフィーのデータベースに基づき、性別、年齢、肌の質や色、表情、撮影シーンによって被写体の特徴を分析し、被写体ごとに最適な処理が行われる機能です。なんと200万通り以上の効果から選択されるそうです。

▲フロントカメラの画質が評価されて、海外では20〜30代の女性に人気が高いそう

日本のSIMフリースマホ市場では、ファーウェイ、モトローラなどがデュアルカメラ搭載モデルを発売しており、ASUSはセルフィーに注力したモデルもリリースしています。OPPOのR11sは、リア・フロントどちらのカメラにもこだわった欲張りなスマホです。

 

◼︎さっそく「AIビューティー」で撮ってみました!

そのR11sを、いち早く使ってみました。約6インチの大画面ディスプレイを搭載しつつ、厚さは7.1mm。メタル素材の背面パネルはエッジ部にラウンド処理をが施されていて、しっくりと手になじむ印象。カメラを使う際は、片手で持つことが多くなりそうですが、片手でも安定したホールド感が得られます。

▲サイズはH155.1×W75.5×D7.1mmで、重さは153g。持ち手へのフィット感は良好

カメラは起動もシャッタースピードが速く、軽快にシャッターが切れそうです。「ポートレート」モードに設定すると、一眼レフで撮ったかのように背景をぼかすことができ、夜景も自然な色調で明るく撮れました。

▲撮影画面の例。「ポートレート」に設定すると、デジタル処理で背景をぼかせる

▲「ポートレート」モードで撮った作例

▲夜景を撮る場合は、自動でカメラが切り替わる。手持ちでもブレずにシャープな画質で撮れた

▲料理も美味しそうに撮れた

フロントカメラの「AIビューティー」は、年齢・性別を問わずに効果が得られるそうですが、やはり女性が気になる機能ですよね? というわけで、部下の女性に試してもらいました。「ビューティー」モードにして「Auto」に設定するだけで、自動でその人に合わせた設定が行われるそうですが…。部下いわく「他のスマホでは撮りたくなくなりますね(笑)」と、かなり満足している様子でした。

▲フロントカメラで「ビューティー」→「Auto」で、「AIビューティー」が適用

▲「AIビューティー」で撮影した作例

ちなみに、AIビューティーは複数人で撮るときにも有効と聞いたので、それも試してみました。中年男性(筆者)の顔のシミ・くすみといったものもキレイに除去してくれました。

▲「AIビューティー」で複数人を撮影した作例

 

【次ページ】迷わずに使いこなせるシンプルな操作性も◎

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