クラシカルなスタイルで撮影意欲をそそる「FUJIFILM X-E4」

「X-E4」は、小さく軽く、そして美しいデザインのミラーレスデジタルカメラ。重さ364g、幅121.3×高さ72.9mm、厚さわずか32.7mmと極限まで小さく薄く、軽いボディは、いつでも持ち歩きたいと思わせるコンパクトさを実現しています。

ボディは、高級感のある本革で覆われ、また高強度なマグネシウム合金を採用した軍艦部には、フィルムカメラを彷彿とさせるようなダイヤル類を配置。スマホカメラにはない、カメラを持つ喜び、ダイヤルを操作する喜びをユーザーに教えてくれます。

驚くべきは、その小さなボディに像面位相差画素を全面に配置した裏面照射型2610万画素の“X-Trans CMOS 4センサー”と高速画像処理エンジン “X-Processor 4”という、ハイエンド機と同等の性能を搭載していること。

最短約0.02秒の高速AFが可能で決定的瞬間を逃すことなく、また高精度な動体追従AF機能によりカメラに向かってくる被写体・離れていく被写体ともに正確に捉え続け、さらに優れた “顔・瞳検出AF” により、フレーミングに集中して撮影できます。暗い場所でも被写体を正確に捉え、暗闇に近い-7.0EVの低照度環境下でもAFが可能です。

「X-E4」は美しいデザインの中に優れた操作性を両立させている点も魅力。フルフラットに格納できるチルト式背面液晶モニターは、モニターの角度によりハイアングルからローアングルまでさまざまなスタイルでの撮影が可能で、モニターを180度上方向に反転させて簡単に自撮りもできます。

ボディ天面に搭載されたシャッタースピードダイヤルは、次の撮影へスムーズに移行できるよう、電源を切った状態でもシャッタースピードの設定を確認することが可能。また新たに採用した “プログラム(P)”ポジションにダイヤルを合わせれば、シャッタースピードと絞り値の最適な組み合わせをカメラが自動で設定し、簡単に高画質な写真撮影が可能です。

もうひとつ注目したいのが、半世紀以上に渡り写真用フィルムを作ってきた富士フイルムらしい機能“フィルムシミュレーション”です。彩度やコントラスト、階調などを写真フィルムを取り換える感覚で選べ、高彩度な発色とメリハリある階調表現が特徴的な“Velvia”や、フィルムの現像方法のひとつ“銀残し”の表現を再現し低彩度・高コントラストで重厚感のある“ETERNAブリーチバイパス”など、18種類のモードが搭載されています。

昨今の動画ニーズに対応すべく動画撮影機能も充実しており、6K相当の豊富なデータ量から4K映像を生成することで、ノイズが少ない高解像な映像撮影を実現。4K/30P 4:2:0 8bitでのカメラ内SDカード記録が可能で、HDMI出力では4K/30P 4:2:2 10bitに対応します。また、フルHD/240Pのハイスピード動画撮影が可能で、被写体の素早い動きを最大10倍のスローモーション映像で再生できるなど、ハイレベルな映像表現を楽しめます。

カラーバリエーションはシルバーとブラックの2色展開。なお「X-E4」にフジノンレンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」がセットになったレンズキットも用意されています。富士フイルム公式サイトにて予約注文受付中で、2月下旬より発売予定です。

>> 富士フイルム「X-E4

<文/&GP>

 

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