プロモデラーに聞いた!趣味部屋をキレイにするロボット掃除機「ルーロ」の実力

ゴミが散らかりやすい男性の趣味部屋は掃除が欠かせない。しかし、ズボラな性格でなくても、“毎日の掃除機がけは面倒だ……”、と感じている方は多いだろう。プラモデル作りを趣味として楽しむだけでなく、仕事として取り組むプロフェッショナルともなれば、そんな思いをひと際強く抱いているはず。

そこで、プロの模型製作者として知られる長谷川迷人さんに、パナソニックのロボット掃除機「RULO(ルーロ)」の最新モデルMC-RS810を使ってもらった。

 

▲長谷川迷人(はせがわ・めいじん)さん

東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。Youtubeでは「プラモ作りは見てナンボです!@Modelart_MOVIE」も配信中

 
 
 
 

■模型づくりはゴミとの戦いだ

航空機や戦闘車両といったプラモデルを、リアリティと精密感溢れる作品へと仕上げるプロモデラーとして知られる長谷川迷人さん。専門誌の作例製作のほか、動画配信なども行っているので、模型作りを趣味としている方ならば、その作品をご覧になったことがある方も多いことだろう。

「作例製作のほか、普段は神奈川県横浜市にある『タミヤプラモデルファクトリー』で模型講座を担当しています。講座でもプラモデルを製作しますが、休日や帰宅後は自宅のホビールームでも趣味の模型作りを楽しんでいます(笑)。雑誌などの締め切りに追われることもあるので、月に数個のプラモデルを作っています」

となると、やはり気になるのが工作中に出るゴミとその処理だが、じつは長谷川さんも少なからず “掃除”には苦労があったと続ける。

▲自宅のデスクで作業する長谷川さんと、常に一緒にいる愛猫の「しまのすけ」

「プラモデル作りはサンディング(ヤスリ掛け)は欠かせません。作業の6割はヤスリ掛けというほどですが、この削りカスは細かい粉なんです。

また、塗装はエアブラシを使いますが、霧状に舞った塗料が乾くと微粉末になります。こうした粉状のゴミが床に落ちるんですが、結構な量になるんですよ。他にもパーツを切り出すときに、小さなプラスチック片が飛ぶこともありますね」

「じつは、模型づくりで出るゴミって本当に掃除が大変なんです。ほうきで掃けばプラスチック片が飛びますし、一般的な掃除機では排気で粉が舞ってしまいますから。あと、我が家にはネコがいるので、抜け落ちた毛の掃除も大変なんですよ」

 

■家具の下から部屋の隅々まで行き届くのがうれしい

几帳面な性格の長谷川さんゆえ、自宅のホビールームも週に1度は掃除機をかけているというが、締め切りなどが重なると、ついつい掃除のサイクルが伸びてしまうこともあるという。とはいえ、汚れた趣味部屋では作業も捗らないし、そもそもゴミやホコリなどが製作中の模型についてしまっては余計な作業も増えてしまう。そこで、ルーロの出番となったのだが、その効果は想像以上だったという。

「細かいホコリって部屋の隅にたまりますが、机の下や家具のキワなど、ほうきや掃除機が届きづらいところもあるでしょう。ルーロは机や椅子の下はもちろん、部屋の隅までキレイにしてくれます。家電の配線やドアの段差で引っかかるかな?と心配しましたが、ちゃんと乗り越えて趣味スペースやリビングルーム、そして玄関まで掃除して帰ってきます。

しっかり掃除しているつもりでしたが、細かい削りカスやネコの毛がたくさん取れて、“こんなにゴミがあったの!?” とビックリしました」

長谷川さんを驚かせたルーロだが、その“お掃除能力”は独自のデザインと数々の最新テクノロジーにより実現している。まず注目すべきは「ルーローの三角形」と呼ばれる三角形のボディ

ロボット掃除機といってもボディ形状は千差万別、カタチによっては部屋のコーナーなどに到達できない死角ができてしまうが、「ルーローの三角形」は壁ぎわや部屋の隅にもピタリとアクセスできるカタチとなっている。

そして、本体前方に備わるサイドブラシが回転することで、部屋の隅のゴミもしっかりとかき出すことを可能としているのだ。

さらに、お試しいただいた「MC-RS810」にはレーザーセンサーと超音波センサー、赤外線センサーの3種類の障害物検知センサーを搭載することで、椅子の脚など、幅約2センチの障害物まで検知して、キワまできめ細かく掃除してくれる。しかし、これらはルーロが備える機能のほんの一部に過ぎない。

 

■AIが汚れる場所をお勉強

「部屋の壁ぎわや中央部もしっかり掃除してくれますが、“すごいな!”と驚いたのは汚れが多いところを集中して掃除してくれることですね。AIが私の机の周辺はゴミが多いと学習したようで、その辺りは特にしっかりと掃除してくれます。

最初はその動きに感心して、追っかけて眺めていたほどです(笑)。それと、スケジュールを登録しておけば、出かけている間に掃除してくれますし、外出先からスマホで操作できるのも便利ですね」

ルーロは目に見えないハウスダストまで検知するクリーンセンサーにより、ゴミの量に応じて動作を制御。ハウスダストが多いときはランプが赤く点滅し、キレイになると緑に点滅する。さらに、MC-RS810は人工知能「RULO AI 8.0」を搭載しており、カメラセンサーにより部屋の中での自己位置を認識し、間取りを学習。各種センサーで検知したデータに基づいて行動パターンが自動制御される仕組みとなっている。

▲汚れた場所をメモリーするほか、タイマー機能などもアプリから操作できる

さらに、ゴミの量をマップ上に表示するゴミマップが作成され、スマートフォンアプリでゴミのたまりやすくなっているところをチェックできるほか、汚れやすいところだけを掃除するお手軽モードや、ペットのゲージがある場合など、掃除したくないエリアを指定することもできる。

このようにAIを駆使した機能はもちろんだが、掃除機本来のメカニズムも要注目だ、と長谷川さんは続ける。

 

■運転音が静かだから隣人に迷惑をかけない

「便利だなと思ったのはカートリッジ式の“ダストボックス”ですね。製作中に小さい部品を落として紛失…、ということもありますが、ルーロのダストボックスは中が見えるので、うっかりなくした部品を探すのも簡単です(笑)。もちろん、ゴミ捨てもラクだし、丸ごと水洗いもできるので、常に清潔に保てることが嬉しいですね。

あと、我が家はマンションなので、運転音が静かなのもありがたいですね。夜でも音が気にならないので、帰宅後や作業後、お風呂に入っている間に掃除することもできます。

掃除機をかけたいけど、この時間はちょっと…、ということもありませんから。プラモに限らず、ゴミの出るホビーって家族がいると嫌がられますし、気をつかうという人もいると思いますが、ルーロがあれば安心して楽しめると思います」

しっかり掃除しているつもりでも、部屋のすみずみまで掃除機をかけるのは手間の掛かる作業だ。また、帰宅後に模型づくりなどを楽しんでいる方であれば “掃除したいけど、ご近所に気をつかう……” ということも少なからずあるはず。

しかし、ルーロは散らかったゴミだけでなく、そんな心配まですっきりクリーンにしてくれる。模型づくりに限らず、手芸や木工といったホビーを楽しんでいる方にとって、ルーロは頼れるパートナーとなってくれるハズだ。

【スペック】
価格:オープン価格
カラー:クリアホワイト
質量:3.0kg(本体のみ)
集じん容積:0.25L
充電時間:約3時間
連続使用時間:約100分

>> パナソニック「ルーロ MC-RS810」

 

(取材・文/村田尚之 写真/田口陽介)