車中泊フィッシングの30時間を「Jackeryポータブル電源」で超快適に過ごす!

冬の海は夜に大きく潮が動くサイクルとなるため、朝夕のまづめ(魚のお食事タイム)時に、より大きなチャンスタイムを迎えることが多い。魚も少なくなるが、一発大物を狙って、厳冬期の車中泊フィッシングを計画。クルマを基地にして、週末は釣り三昧だな。

泊まりながらの釣りは、時間ごとにいろんな魚を狙った展開にシフトできて欲張った楽しみ方ができる一方、滞在のための本格的なキャンプ用具や暖を取るための焚火やストーブなどは、釣り場には持ち込みづらいという悩みもある。

その問題を解消してくれるのが、高電力のポータブル電源だ。1000Wまでの電化製品を使用可能な「Jackery ポータブル電源 1000」を持ち込むと、厳冬期の車中泊フィッシングをいかに快適に過ごせるのか。あるビジネスパーソンの週末を見てみよう。

■ある土曜日 AM3:00「釣りスタート」

週末のリモートワークを片付けたら、クルマに荷物を積み込み、土曜の早朝にはお目当ての穴場的な堤防へ到着。すこし仮眠をとったら、まだ暗い中でタックルの準備を始める。

朝イチは「エギング」でアオリイカを狙いつつ、竿先に鈴をつけたシンプルな仕掛けのぶっこみ釣りを準備する。ヘッドライトだけでは見えにくい手元も、ポータブル電源からコードをつないだ明るい投光器で全体を照らせるのが心強い。

東の空がしらみはじめたら、いきなりアタリが! 拠点から徒歩1秒のフィールドで置き竿にしていたぶっこみ釣りの竿が引き込まれ、仕掛けの鈴が鳴る。手ごたえは結構大きめだ。しかし、残念ながら手前で惜しくもフックアウト…。だが魚はいる! 今日1日に期待が持てそうだ。

■AM9:00「こまめにソーラー充電しながら釣りを楽しむ」

すっかり日が昇ってしまった。アオリイカ狙いから、回遊するシーバスや小型の青物を狙ってのルアー釣りへシフトする。時間帯とともに釣りものを変えられるのが、荷物をいっぱい運べる車中泊フィッシングのいいところ。

すると、ちょい投げ仕掛けでシロギスをゲット! 少し小ぶりだが、天ぷらにすると抜群のうまさ。この魚がいるということは、投げ込んだあたりの海底は岩まじりの砂地だろう。追加で高級な天ぷらダネを狙えるな。テンション上がってきた!

朝方、仮眠の際に暖を入れて少し消費した分、日がある時間はソーラーパネルで充電できる。長丁場になるので、マメに充電しておくと安心だ。目安としてこちらの「Jackery ソーラパネル SolarSaga100」は、晴天なら約17時間でJackery ポータブル電源 1000がフル充電となる。日中の8時間で、夜釣りの電力消費に備えておこう。

そして潮どまり寸前、粘り強く投げ続けていたルアーにヒット! 力強い引きをいなし、上がってきたのは、50cmほどのシーバス(スズキ)だ。待望の本命魚を確保。厳冬期は水温が低く堤防で釣るのは非常に厳しい魚だが、事前の情報でエサとなる小型の魚が群れているという情報をキャッチ。ここにきて正解だった!

別の置き竿にかかってきた、手のひらサイズのコノシロ。これをエサにするシーバスを狙うべく、大き目のルアーで攻めたのが正解だったようだ。

■PM1:00「ランチとワーケーションで一息ついてみる」

潮止まりにランチ&コーヒータイム。海を見ながら仕事のアイデアがふと思いついたので、PCを開いてメモにまとめておく。自然の中で頭が冴えているときに思いついたアイデアは、人の心をつかむヒット企画へと化けたりすることもある。

夕まづめのゴールデンタイムが始まるまで、しばし短時間集中のワーケーション! 「Jackery ポータブル電源 1000」は、Type-CとUSBポートをそれぞれふたつ備えており、デジタル小物やスマホ、PCなども急速充電が可能だ。

ランチ用のカップラーメンとコーヒーのため、電気ケトルでお湯を急速沸騰。今回持ち込んだ「Jackery ポータブル電源 1000」なら、1000Wまでの電化製品で問題なく使用可能。家庭内の白物家電がほぼ稼働するってすごい時代になったもんだ。

■PM4:00「夕・夜の冷え込みも家電の力で問題解決!」

仕事に集中していたら、いつの間にか夕まづめの時間が近づいてきた! 急いでタックルを変え、電気ウキをつけての夜サビキに挑戦する。ルアー釣りとは違って、待ちの釣りとなるので、椅子に座っていると寒風が身に染みる。

しかし、こんながっちり冷えた夜でも1000Wもの電力を供給してくれるポータブル電源のおかげで、400Wのカーボンヒーターで足元を暖めながら、100Wの電気毛布にくるまって、ウキが沈むのを見つめている。つらいはずの真冬の夜釣りが…なんとも幸せな真冬の夜釣りタイムに変わった!

集中しすぎて、空腹感もMAX。現地で買ったおでん具材を鍋に放り込んで、ひとり小鍋パーティの開始だ。自宅から持ち込んだIHクッキングヒーターは最高で1400Wまでのハイパワーだが、1000Wのセーブモードで使用した。風の強い屋外でも、炎が立ち消えすることもなく、ガンガン温められる。冷えた身体にアツアツのおでんは、五臓六腑に染みわたる~。

■PM11:00「異変発生!なんだこりゃ!」

電気ブランケットに包まり、電気ウキを眺めていると…昼間に釣れたコノシロをエサに泳がせていた別の置き竿が突然引き込まれた! 10分の格闘の末あがってきたのは…なんと2m近くもある狂暴なダイナンウミヘビ。これモンスターじゃん……。何が釣れるかわからないロマンが夜釣りにはあるな。

■日曜日 AM1:00「車中泊で映画を観ながら就寝」

ビッグファイトのあとは魚からの反応も落ち着いてしまい、うとうと眠くなってきた。これにて夜釣りは撤収し、早朝まで車中泊に。ソーラー充電しておいた「Jackery ポータブル電源 1000」のおかげで、持ってきたPCでちょっと映画を観たあと4時間ほど熟睡。朝焼けに合わせて起床し、帰宅前の朝まづめはエギングにチャレンジしよう。

釣り以外でも、たとえば真冬の電源なしサイトのキャンプなど、がっちりと温かな寝室がつくれるので、冬キャンプサイト選択の幅も広がりそうだ。

■AM7:00「冬の車中泊釣行も終了!撤収だ」

早めに起きてから2回目の朝まづめを楽しんだ後、30時間ほどお世話になった釣り基地を片付ける。バケツで水を汲んで洗い流し、堤防周辺のゴミを拾ってキレイにしたら、渋滞が始まる前に現地から撤収。

真冬の釣りは、魚の数こそ少ないものの、何が釣れるかわからないドキドキ感と、それをじっと待つ楽しさがある。たくさん釣れなくとも、たった1匹の価値を高める楽しみ方も釣りの愉しみ方のひとつ。

週末車中泊スタイルの釣りキャンプ、ちょっとクセになってしまいそう。もちろん、ポータブル電源を持ち込んだ暖かな車中泊もノーストレスで、心身ともに満充電! 月曜からもバリバリ働こう。

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今回は、「Jackery ポータブル電源 1000」の高電力を使って、厳冬期でも最高に楽しめる車中泊フィッシングが実現できた。暖をとるのも料理を作るのも、火を使わなくていいから風の影響を受けず安心だし、日中はソーラーパネルで充電だってできる。

近くにスーパーがあれば、しばらくここに住めそうなくらい快適だ。言わずもがな、災害時の備えとしても一家に一台。収納するのにも、このコンパクトさはポイントが高い!

>>「Jackery ポータブル電源 1000

※現在、「Jackery ポータブル電源 1000+ソーラーパネル 100」のセット割引実施中

(取材・文/ナオ・サクライ、写真/下城英悟、スタイリング/宇田川雄一)

衣装協力:マーモットのハイカージャケット/1万9800円、パンツ/1万2100円(デサントお客様相談室)、キーンのシューズ/1万5400円(キーン・ジャパン)、マーモットのトレーナー/7700円(デサントお客様相談室)、リーのジャケット/1万4300円(リー・ジャパン カスタマーサービス)、他スタイリスト私物
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