普通のダイバーズでは物足りない人へ。大人の遊び心を刺激する“オルカ”とは

提供:シチズン

グッと気温が上がり、徐々に夏の気配も感じられる季節になった。日中はTシャツ1枚で過ごせる日も珍しくない。そんなときに、ふと感じる腕元の寂しさ。

秋冬はジャケット等と馴染みの良い、シンプルなモノや小径デザインが人気だった。しかし、夏の軽快な装いには少々心許ない。そこで注目したいのが、男らしい見た目とタフな機能性を備えるダイバーズウオッチだ。さまざまな行動制限が解除される今、アクティブシーンにぴったりな1本をお届けする。

■その名も“オルカ”。腕元を印象づけるダイバーズはアクティブ派も満足する本格的な1本だ

ダイバーズ自体、定番かつ人気ジャンルゆえに、各ブランドからさまざまなモデルがラインナップされている。それに、今や腕時計は自分の個性をアピールするツールのひとつ。選ぶべきは、ダイバーズウオッチとしての機能性を有しながらも、個性あふれる1本。それらを高次元でクリアする大本命ともいえるモデルが、CITIZEN(シチズン)の「エコ・ドライブ ダイバー200m」(6万6000円)だ。

■待望の日本上陸。“オルカ”の愛称で親しまれているシチズンの「エコ・ドライブ ダイバー 200m」

▲「エコ・ドライブ ダイバー 200m」(6万6000円)、ケースサイズ46mm、厚み14.6mm、118g、光発電6か月(パワーセーブ作動時)、SSケース、200m潜水用防水

「エコ・ドライブ ダイバー 200m」の前身にあたる初代モデルは、2006年に海外で発売。デザインがオルカ(=シャチ)に似ていたことから、そのものズバリ、“オルカ”の愛称で多くの人々に親しまれた1本だ。

そして2023年、当時の面影は残しつつ現代風にアップデートを遂げた“オルカ”が、ついに日本初上陸!

初代モデルは、元々オルカをイメージしてデザインされたものではなく、愛用者の間で生み出されたある種偶発的なもの。「エコ・ドライブ ダイバー 200m」は、その背景を活かし、よりオルカに近づけるためにアップデートを施したモデルだ。その証拠に、本モデルを構成するさまざまな部分に唯一無二の工夫が施されている。

まず目に付くのが、個性的な形のインデックス。12、1、3、5、7、9、11時の丸みを帯びた三角形のインデックスは、オルカが水面から顔を出すときのシルエットをイメージしたもの。また、それ以外の半円形のインデックスは、オルカの体にある白い斑点をイメージ。そして、太めにデザインされた時分針についても、オルカのふくよかなボディをモチーフにするなど、一般的なダイバーズウオッチとはひと味もふた味も違うモデルに仕上がっている。

とはいえ、ダイヤルだけではまだまだオルカを再現しているとはいえない。ということで、改めて全体的なフォルムに注目したい。

海の生き物のほとんどは、水中での抵抗を抑えるために、つるりとした肌質が特徴。本モデルもそれに倣い、凹凸を極力抑えた滑らかなフォルムに仕上げられているのだ。球面クリスタルガラスとすり鉢状のベゼルは初代モデルの意匠を引き継いだものだが、より丸みを帯びたデザインにすることで“らしさ”を強調。

また、バンド中央にあしらわれた一筋の線は、海面に浮上した際のオルカの背中をイメージしたもの。これは、ケースからバンドへとつながる流線型のフォルムを活かした工夫でもある。

※裏ぶた刻印の向きは製造都合上、個体差が生じます。

極めつけは、裏ぶたに刻印された愛くるしいオルカのマーク。ひと度身に着けてしまえば当然見ることはできないが、“自分だけが知っている”という特別感に、愛着度もいっそう増すはず。

■アクティブな日もそうでない日も。“オルカ”と過ごす有意義な休日

シチズンの「エコ・ドライブ ダイバー 200m」の特徴をお分かりいただいたところで、ここからはいよいよ実践編。ちょっと癖のある見た目だからと敬遠してしまうのは非常にもったいない話。上手に手懐けて、今年の夏を楽しもう。

▲「プロマスター」由来のタフでスポーティな1本が、外遊びを充実させる

「シチズン プロマスター」は、1989年に誕生し、過酷な環境下において高い信頼性を誇るプロフェッショナルのためのスポーツウオッチブランド。中でも「エコ・ドライブ ダイバー 200m」は、モデル名が示すように、ハイスペックな防水性を備え、海を楽しむにはこれ以上ない1本といえるだろう。

たとえサーフィン仲間から「今日の波、イイ感じらしいよ」なんて急にいわれたとしても、すぐに駆けつけられる。なぜなら、見た目も機能性も頼りになる「エコ・ドライブ ダイバー 200m」があるから。半袖シャツにチノパンを合わせた軽快な着こなしに、ケース径46mmのビッグフェイスが良く似合っている。

シャツ3万1680円/REMI RELIEF(UNITE NINE)、パンツ3万800円/NEAT(NISHINOYA)、サングラス4万700円/O.J. GLOBE SPECS OPTICAL(GLOBE SPECS AGENT)、リング1万9800円/ADAWAT'N TUAREG(ADAWAT'N TUAREG)、その他スタイリスト私物

本モデルのストロングポイントはなにも防水性能だけではない。水中での誤操作を防ぐ逆回転防止ベゼルで安全性はバッチリだし、インデックスや時針には夜光機能で視認性も申し分ナシ。サーフィンのみならず、あらゆるウォーターアクティビティで活躍すること請け合いだ。

さて、サーフィンをひとしきり楽しんだあとは、友人たちとランチへ。「珍しいデザインでカッコいいね。それどこの?」なんて聞かれたから、「元々日本には売ってなくてね…」なんて、聞かれてないことも含めてついつい長めに語ってしまった。語りどころの多さもまた、「エコ・ドライブ ダイバー 200m」の魅力のひとつなのかもしれない。

シャツ1万9800円/CAL O LINE、ショーツ1万8480円、キャップ1万780円/すべてREMI RELIEF(UNITE NINE)、Tシャツ1万3200円/OCEAN PACIFIC(hand in tree  showroom)

▲何気ないシーンでもサマになる。モノトーンで構成された洒脱な“オルカカラー”が街に映える

早起きした気持ちの良い休日の朝は、コーヒー片手に散歩するのが日課だ、という人も多いだろう。日中は汗ばむぐらい暑い日もあるけど、朝は相変わらず涼しくて歩くには絶好のタイミング。

長袖のポロシャツにデニムを合わせたベーシックな着こなしに「エコ・ドライブ ダイバー 200m」が良く馴染んでいる。なぜなら、ブラックとホワイトで構成される“オルカカラー”はどんなファッションとも合わせやすいモノトーンだから。何気ないシーンにも関わらずサマになるのも納得だ。

ちなみに、「エコ・ドライブ ダイバー 200m」は、2022年に“グッドデザイン賞”を受賞している。見た目はもちろんのこと、「特徴的でユニークな商品は一時的で短命に終わることが多い中、ニックネームが付くほど多くの人に愛されていた」という独自のストーリー性が、審査員に高く評価されたそうだ。

ポロシャツ4万9500円/benine 9(N S NINE)、Tシャツ1万3200円/OCEAN PACIFIC(hand in tree  showroom)、デニムパンツ4万8400円/Levi's Vintage Clothing(LEVI STRAUSS JAPAN K.K.)

そしてもうひとつ、本モデルを語るうえで忘れてはならないのが、光発電「エコ・ドライブ」の存在だ。これは、太陽光や室内のわずかな光さえも電気に変換して、時計を動かすシチズン独自の光発電技術。なお、一度フル充電してしまえば光のないところでも約6ヶ月は動き続ける驚異のスタミナ性能を誇っている。

多くの人に認められた高いデザイン性とタフな機能性、それでいて定期的な電池交換も必要ないという手軽さを兼ね備えた「エコ・ドライブ ダイバー 200m」に、もはや死角はない。それを知ってか知らずか、何気なくサーフボードの手入れをしているときも、自然と笑みが溢れる。

パーカ1万8700円、ショーツ1万9250円/ともにmocT(UNITE NINE)、Tシャツ6930円/CAL O LINE(UNITE NINE)

▲大人の腕元をアクティブに演出するシチズン「エコ・ドライブ ダイバー200m」

▲左から:「BN0231-01L」、「BN0230-04E」、「BN0235-01E」(すべて6万6000円)

マリンスポーツを楽しむ人だけでなく、ファッションを愛する都市生活者においても全幅の信頼のおけるパートナーになりうる「エコ・ドライブ ダイバー200m」。これまで、写真中央の「BN0230-04E」を中心に紹介してきたが、実はカラーバリエーションが存在する。

ダイヤル、ベゼル、バンドをネイビーで統一した爽やかな「BN0231-01L」と、針を含めブラックで統一したソリッドな「BN0235-01E」。いずれも、性能や価格に変わりはない。実に悩ましいが、オルカの機嫌を損ねないためにも、早めの決断が吉だ。

サングラス3万5200円/Scye SPECS(GLOBE SPECS AGENT)

>> シチズン「エコ・ドライブ ダイバー200m」

<取材・文/若澤創 写真/田中利幸 モデル/雅也 スタイリング/添田和宏 ヘアメイク/宮坂和典>

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