中国・深セン&広州製造工場潜入レポート ―「小さい財布」製作日記③ 後編

■発売は近し!

工場長に「よろしくお願いします」と頭を下げて工場をあとにした我々は、モノグッズ現地スタッフの「せっかくだから中国の新幹線に乗って深センに戻りましょうか」という提案で、隣の街である東莞の虎門駅へ。

深セン北駅までは約30分。時速300km超で走り抜ける。1等車でも54.5元(約900円/2018年8月時点)と、かなり利用しやすい料金なので、多くの人が手軽に利用している

▲まだ新しい深セン北駅は新幹線専用駅だ。ここからは北京や上海への直通列車も出ている。ここから香港まで延伸することになっていて現在工事中だ

深センに戻り、広州料理の夕飯を済ませホテルに戻った。そして翌日、深セン宝安国際空港から成田への直行便に乗り込み、帰国したのだった。

 

*  *  *

『GoodsPress』『&GP』と、モノをメインに扱うメディアに携わる中で、数多くのプロダクトに触れてきた。過去には“Made in Japan”特集で、日本のモノづくりを取材したこともあった。

でも、なんだかんだ言って、モノを扱う上で“Made in China”は避けて通れないのは事実だ。「工場によっては、かなり品質は高いよ」という話は聞いていた。そんなモノづくりの一大集積地である、中国の広州、東莞、深セン地域で、ゲンバを見学できたことで、今後の中国製に対する見方が変わってくるだろう気がしたのは事実だ。

そして、&GP×モノグッズの小さい財布プロジェクトも佳境を迎える。発売はもうすぐだ。実はこっそりひとつもらってきて、もう使い始めていたりするのだが…。

▲この思いつきが

▲きちんとデザインされて…

▲サンプルとしてカタチになって…

▲中国で作られることに

思いつきから始まった、小さい財布プロジェクト。完結まではもうすぐだ!

>> 手のひらサイズのこの小さい財布、意外と大容量なんです ―「小さい財布」製作日記④

 


[関連製品]
中国・深セン&広州製造工場潜入レポート ―「小さい財布」製作日記③ 前編

理想の財布のサンプルが完成! ―「小さい財布」製作日記②

財布の理想を考えてみた  ―「小さい財布」製作日記①


(取材・文/&GP編集部 円道秀和)

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