折り畳めばバッグに入る!携帯用の太陽光パネルで充電切れの不安から解放されました

■パタパタパタっと開けばソーラーパネルが登場

最先端の太陽光パネルを搭載したことにより、太陽光を高い効率性で電力に変換できる「Anker PowerPort Solar 60」は、持ち運びに便利な折り畳み式。パネルを閉じた状態では約295x170x62mmというサイズで、バックパックにもサクッと入れられるコンパクトさ。A4より少し大きいくらいです。

重量も約1.4kgと軽く、持ち手の部分をつかんで気軽に持ち運べます。最初に届いたとき、「本当にこんな小さくて大丈夫かな?」と思いましたが、折りたたみ部分を広げると太陽光パネルがお目見え。ちょっと期待感が膨らみます。

▲一段階目:ベリベリっとマジックテープをはがすと展開の開始

▲2段階目:下に向かってひと広げ

▲3段階目:さらに下に向かって広げると縦方向は終わり

▲4段階目:右に開く

▲5段階目:左も広げれば完了。計9面のパネルが搭載されている

 

■4つのポートをスイッチで切り替えて充電

オラちょっとワクワクしてきたぞ!ということで、さっそくスマホを充電してみます。さんさんと太陽が降り注ぐ中、パネル中央の上部にあるポケット内を開放。USBポートにケーブルを挿せばOKです。

するとすぐに充電開始の表示が! キター、なんかうれしい…。太陽の力だけでスマホが充電できるなんて。まあ、そんなに驚くことでもないけど、問題は充電効率です。メーカーHPによれば、「Power IQ USB-A 出力:5V = 3A (2 ポート、 各ポート最大2.4A)」とのことで、かなり早いスピードで充電されそう。

▲ポケット内に配置されているのは、8 mm DC出力:16.8V=3A、5.5 mm DC出力:17.6V=3A、Power IQ USB-A 出力:5V = 3A (2 ポート、 各ポート最大2.4A)の4ポート。それぞれ同時に充電することはできない

手持ちの「iPhone X」を、残り電力50%の状態から充電スタート。どれくらいで満充電されるか試したところ、約1時間弱で完了。つまり0%からなら2時間弱ということか。メーカーによれば「太陽光の量に応じて、出力量は30Wから60Wの間で変わります」とのことなので、少々給電にバラつきがある模様。

確かに、ソーラーチャージャーを日向に置いたときと、日陰に置いたときでは、充電スピードが全く違いました。そこで気になるポイントがもうひとつ。9面のうち、全部に光を当てなくても充電できるのでしょうか。さっそく実験!

▲まずは6面から

▲ん~、ギリギリ充電されてます。ときどき途切れるな…

▲そして3面で充電。こちらは反応しませんでした

実験の結果、9面全部に光を当てた方がいいという結論に。まあ当然といえば当然ですが。

【次ページ】持ち手やループなど使い勝手の良さもポイント

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