使ってわかった!新型ポメラとiPhoneでモバイル環境が快適になる7つの理由

ポメラの持ち味は、何と言ってもそのコンパクトさ。「電車内で文書を作成したいけど、重いノートパソコンを持ち歩くのは面倒」という人も、ポメラならカバンに楽に収納でき、膝やカバンの上に広げての操作も可能です。手の小さい筆者でも片手で持てました。

これなら、通勤カバンだけでなくお出かけ用の小さめのバッグにも入りそうですね。重さは約580gで、Macbookの半分程度。

文書作成というと、会社や家のなかなど限られた場所でしかできないイメージがあります。ポメラの場合、そのコンパクトさから文書作成の場を電車内や、休み時間に立ち寄ったカフェなどにも広げられます。筆者の場合、アイデアに煮詰まったときはポメラひとつを持って外出し、公園などで企画書のアウトラインを書き進める、といった使い方もしました。

ポメラはインターネットでの調べ物はできません。でも、情報をいったん遮断した状態だと新鮮な気持ちでアイデアを練ることもできます。また、ポメラは開いた瞬間に起動できるので、急に湧いたアイデアをメモしそびれる、といったリスクもありません。

 

②2画面同時表示にしても文字が見やすい!

ポメラのコンパクトさを強調すると、「画面が小さいのでは?」と不安に思う人もいるかもしれません。確かにこれまでのポメラは、「性能はいいけれど画面が小さい」という課題がありました。DM200では画面サイズが7インチに拡大。2画面同時表示にしても画面上の文字が見やすいのが魅力です。

なお、2画面を同時表示するには、「メニュー」を開き、「表示」→「比較」の順にクリック。次画面で同時に表示したい文書ファイルを選べばOK。以前作成した資料と見比べながら新しい文書を作りたいときなどに活用しましょう。

ポメラを使う場所は、電車内やカフェなど狭いスペースである場合が多いと思います。そんなとき画面が小さ過ぎると、画面をしっかり見ようと姿勢が前かがみになり、疲れやすくなってしまいます。7インチのワイド画面なら、姿勢を正した状態でもしっかり画面が見えるので、狭い場所でも疲れずに文書を作成できますよ。

 

③ミスを大幅に減らしてくれる専用ATOK搭載

「キーボードを打つのが苦手で誤変換が多い」という人は、ポメラに最適化された日本語変換ソフト “ATOK for pomera [ Professional ]” により打ち間違いを減らせます。

前機種と比較し3倍もの語彙を搭載。そして賢くなっています。たとえば「九州」と打ちたいのに「きゅしゅう」と入力してしまっても、母音部分を補いきちんと「九州」と変換できます。

過去の修正履歴を利用して修正候補を表示することも可能。「鉄砲」と変換したかったのに「てっぽお」と入力してしまった場合。そのあとに「てっぽう」と正しく入力し変換した履歴があれば、次に「てっぽお」と入力しても修正候補欄に正しい漢字が表示されます。

また、パソコンなどで文書を作成する際に、わからない言葉の意味をネットで調べる人も多いと思います。ポメラの場合、言葉の検索は本体内に搭載されている「角川類語新辞典.S」「明鏡国語辞典MX」「ジーニアス英和辞典MX」「ジーニアス和英辞書MX」の4種類の電子辞書から行えます。

「メニュー」を開き、「ツール」→「電子辞書」の順にクリックしましょう。使用したい辞書を選び単語を入力すれば、意味を確認できます。

ポメラで作成した文書は、あくまで「下書き」というイメージがあります。しかし、「下書き」の段階で誤字や漢字の誤用を防げていれば、パソコンでの清書がずっと楽になりミスも減らせるはずです。「誤変換に気づかず企画書を提出して恥ずかしい思いをした」という経験がある人にこそおすすめの機能です。

 

④スケジュール帳としても使える

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