いま“中免”で乗れる輸入車が激アツ!【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

輸入車といえば、大排気量という印象を持っている人も少なくないはず。乗るなら大型二輪免許が必要で、1995年以前は運転免許試験場での実技一発で合否が決まっていたため、ライダーにとって憧れの的であり、「いつかは輸入車」と熟練になるまで容易く手が出せる存在ではなかったのだ。

しかしここに来て、海外メーカーがアンダー400㏄モデルを続々と発売し、日本への上陸ラッシュが相次いでいる。中でももっとも注目したいのが、日本でなら軽二輪(250cc以下)扱いとなるBMWの新型電動モデル「CE 02」だ。

アップハンドルにスケートボードのような真っ平らなシート、極太タイヤなど、その姿はBMXをそのまま大きくしたかのような斬新なもの。燃料タンクやエンジンがないからこそできる奇想天外のスタイルは、若者に人気のあるエクストリームスポーツからデザインエッセンスを採り入れている。

BMWはこれを新ジャンル「eパルクーラー」と呼ぶ。トレーニングのメソッドやアーバンスポーツとして注目を集めている「パルクール」は、走ったり跳んだり登ったりという動きの中で、宙返りなどアクロバティックなアクションを連発して魅せる新しい競技だ。「CE 02」もまた、都会を自由な発想で駆け抜けて移動を楽しんでもらおうと願い、設計・開発している。

停止から50㎞/hまでの加速はわずか3秒と瞬発力があり、ストップ&ゴーを繰り返す市街地走行が得意。四輪EVの持つバッテリー制御や回生ブレーキといった先進技術と、スポーツバイクで培った軽快なハンドリング性能が見事に融合している。

国産車が独壇場だったクラスに英米の黒船が来航する中、ジャーマンプロダクトが精巧さと先進性を兼ね備えつつ、まもなく上陸を果たす。価格次第では、多くのバイク好きを虜にするはずだ。

モーターサイクルジャーナリスト/青木タカオさん
本誌連載「二輪語ルシス」でお馴染みのバイクのプロ。世界各国を飛び回り、メーカー・タイプ問わずあらゆるバイクに精通している。著書に『図解入門 よくわかる 最新バイクの基本と仕組み』(秀和システム)など

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