家電女優・奈津子×安蔵靖志の「最新家電」丸わかりニュース:2017年8月【前編】

■ルンバは全機種、パナソニック「RULO」もWi-Fi対応に!

安蔵アイロボットのロボット掃除機「ルンバ」シリーズがいよいよ全機種Wi-Fi対応になりましたね。ルンバ800シリーズ、600シリーズの基本性能はそのままに、Wi-Fiに対応してスマホによる遠隔操作やスケジューリングなどが可能になりました。

▲アイロボットが2017年8月に発売した「ルンバ 890/690」(ルンバ890の実勢価格は6万9800円、ルンバ690は4万9880円)

奈津子急に友だちが家に来ることになったときなどに、外出先から掃除を開始できるのは便利ですよね。スケジュール設定も従来はボタンで行っていたので、スマホでできるようになったのは魅力です。

▲スマホから遠隔操作が可能だ

安蔵ルンバ900シリーズのようにマップ機能まではありませんが、掃除結果をスマホで確認できるのも安心感がありますよね。

奈津子私は自宅ではダイソンの「Dyson 360 Eye」を使用しているのですが、多少音がうるさいのが悩みどころでした。静音モードもあるのですが、掃除時間と充電時間が長くなりますし。でもルンバはダイソンに比べるとかなり静かですね。遠隔操作やスケジュール設定だけでなく、メンテナンスのタイミングも通知してくれるので、働き盛りで家を留守にしがちな人や、忙しい共働き世帯などには最適だと思います。

安蔵さらにパナソニックのロボット掃除機「RULO(ルーロ)」もいよいよWi-Fiを内蔵し、部屋のマップを作りながら自己位置を推定して掃除する「SLAM(Simultaneous Localization And Mapping)」を搭載しました。

▲パナソニックが2017年10月30日に発売する「RULO MC-RS800」(実勢価格14万8000円)

奈津子ルンバやダイソンは掃除するたびにマップを生成するのですが、ルーロは最初にマップを作るのが大きな特徴なんですよね。

安蔵これによって、マップのどこにゴミが多いのかを統計的に表示する「ゴミマップ」機能、掃除したい場所、もしくはしてほしくない場所を8カ所まで指定する機能などが利用できるのがルーロならではの特徴です。

▲掃除してほしい場所、掃除してほしくない場所を指定できる機能がユニークだ

奈津子ダイソンは掃除してほしくない場所を指定できませんし、ルンバの場合は「バーチャルウォール」などの機器を置かなければいけません。アプリだけで、しかも8カ所も指定できるのは便利ですよね。赤外線センサーと超音波センサーに加えてレーザーセンサーも搭載したことで、イスの脚などもしっかり見分けて掃除できるようになったのも注目ポイントです。

▲レーザーセンサーを搭載したことで、約2cm程度の細い脚でもしっかりと検知して掃除してくれる

 

【次ページ】スマホでチェックしながら「正しい歯みがき」ができる

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