セグウェイが手掛けるポータブル電源は、重ねて容量が増やせる個性派!

基本となる増設ナシの状態の「Cube 1000(容量1024Wh)」の大きさは幅354×奥行き284×高さ289mmで、重さは約16.2kg。そこに拡張バッテリーをお重のように積み重ねていくことでバッテリーを増設できるのが、このポータブル電源の持ち味で、最大でバッテリー5段重ねの「Cube 5000(容量5000Wh)」まで増設することが可能です。

ケーブルなしで、ただ重ねてネジでつなぐだけという簡単な方法で容量をアップできるから、活用シーンによって気軽に容量を変えられるのがポイント。たとえば、家庭用蓄電池として家に置いておく際は5段重ねの「Cube 5000」にしておいて、車載したり、キャンプで持ち運んだりする際は、コンパクトな「Cube 1000」や2段重ねの「Cube 2000」にすれば移動も楽々。

ちなみに、最大容量の5000Whならスマホ(11Wh)を約435回分、ノートPC(60Wh)なら約80回分の充電が可能。最大2200Wと高出力なため、IH調理器や電子レンジなどの家電も動かすことができ、停電した際の安心感も違います。

なお、出力ポートはACコンセント×3、シガーソケット出力×1、DC出力×2、USB Type-Aポート×4、USB Type-Cポート×2と合計12個のポートが備わっていて、最大12台のデバイスを同時に給電(充電)することが可能です。

20年以上に渡る電動モビリティの開発で培われた、高い安全性もこのポータブル電源の特徴のひとつ。ボディには航空機にも使われるAM60Bマグネシウム合金素材を採用し、軽量化を図りつつ、高い剛性でバッテリーをガード。また、バッテリーパックはIPX6の防水性能を備えており、急な雨などアウトドアシーンでの使用にも対応します(チャージ口やポート類は浸水NG)。

バッテリーには長寿命で高い安定性を持つLiFePO4(リン酸鉄リチウムイオン電池)を採用。4000回の充放電サイクルを誇るので、毎日1回充放電したとしても10年以上使い続けることが可能です。さらに、過電圧、加熱、過充電、過電流、短絡、過放電などのトラブルを回避するためのバッテリー管理システム(BMS)を採用しているなど、バッテリーの安全性を最優先に考えて作られています。

家庭用蓄電池として使う際は、UPS機能(無停電電源装置)がついているので停電時も安心。わずか0.03秒で給電元が切り替わるため、パソコンなどの急なシャットダウンを防いでデータを保護。水槽のポンプやヒーターも止まることがないので、熱帯魚などのペットを飼っている人も安心です。

本体への充電はACアダプター以外に、ソーラーパネル充電やシガーソケット充電にも対応し、「Cube 1000」ならAC充電で最速1時間5分、ソーラーパネル充電なら最速1時間20分でフル充電にすることが可能。なお、バッテリーの残量や入出力ワット数は本体ディスプレイだけでなく、アプリを使えばスマホからも確認することができ、アプリからはAC出力のオン・オフの切り替えも行うことができます。

「Cube 1000」本体(9万9800円~)以外にも、「Cube 2000」(15万500円~)や、追加のバッテリーパック(7万9200円~)、100Wのソーラーパネル(3万7100円~)などの複数のコースを用意。なお、「Cube 1000」の本体を予約した場合は、Makuake限定として、持ち運びに便利な台車が1台付属します。

活用シーンによって容量を簡単に増設できる「Segway Cube」。これ1台あれば、キャンプやDIY用のポータブル電源から、災害時の非常用電源まで、幅広く活躍してくれるはずです。

>> Makuake

<文/&GP>

 

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