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■パナソニックの共働き世帯向け“三種の神器”に注目!

安蔵:パナソニックは卓上型食器洗い乾燥機「NP-TZ100」(実勢価格9万9800円)を発表しました。

▲パナソニックが2018年10月30日に発売する食器洗い乾燥機「NP-TZ100」(実勢価格9万9800円)

奈津子:パナソニックの食洗機(ビルトイン・卓上型食器洗いの合計)は2017年時点で1000万台を突破したそうですね。手洗いの約6分の1の水で洗えるなど、実は節約になるし“時産”にもつながるのに、消費者にはまだあまり伝わっていない印象ですね。

安蔵:ビルトインだとベストなんですが、卓上型だと邪魔になる部分もありますからね。ロボット掃除機、ドラム式洗濯乾燥機とともに共働き世帯の「三種の神器」と言われているので、これからどんどん普及していくでしょうね。

奈津子:新製品はナノイーXを搭載し、静電タッチキーで自動的にドアが開くなど操作性が向上しています。哺乳瓶の除菌もできるので、子育て世帯には便利ですよね。個人的にはミニマルなデザインがとても魅力的に感じました。前機種の赤いモデルを使用しているのですが、デザインの主張が激しくてイケてないので、新モデルはシンクやキッチン用品に馴染みやすいのがいいですね。

▲タッチするだけで自動的にドアが開くのが便利

▲お弁当箱や小物類を固定できる「ちょこっとホルダー」を新たに搭載した

安蔵:共働き三種の神器の2つめはドラム式洗濯乾燥機「NA-VX9900」(実勢価格37万8000円)です。

▲パナソニックが2018年10月に発売したドラム式洗濯乾燥機「NA-VX9900」(実勢価格37万8000円)

奈津子:おしゃれ着の黄ばみを防げる「約40℃おしゃれ着コース」や、約2倍のすすぎ性能を実現した「パワフル滝すすぎコース」を新搭載しました。40℃おしゃれ着コースはいいですね。年に2~3回衣替えをするなかで、お気に入りの洋服でもクリーニングをサボると黄ばんですごくみっともなくなってることがあるんです。

安蔵:確かにありますね。

奈津子:自分は職業柄、洋服がとても多く、おしゃれ着もどうしても多くなるので、管理が一般の方以上に大変に感じています。これなら洋服をきれいに管理できるのでうれしいですね。

▲おしゃれ着の黄ばみを防げる「約40℃おしゃれ着コース」を新たに搭載した

▲フィルターがメンテナンスしやすくなったのも、地味ながら大きな進化だ

▲キューブフォルムがおしゃれな「Cuble」シリーズもリニューアルした。最上位モデルの「NA-VG1300」(実勢価格30万8000円)は洗濯容量10kgは従来と同じながら、乾燥容量が従来の3.5kgから5kgへと大幅にアップした

安蔵:このシリーズはWi-Fiに接続することでスマホを使って遠隔操作ができたり、銘柄を指定することで液体洗剤や柔軟剤を自動投入してくれたりする機能も備えているので、かなり便利に使えると思います。

奈津子:共働き三種の神器、3つめはロボット掃除機の「RULO」ですね。最新モデルの「RULO MC-RS810」(実勢価格14万8000円)は集じん力が約10%アップしたそうです。

▲パナソニックが2018年10月20日に発売するロボット掃除機「RULO MC-RS810」(実勢価格14万8000円)

安蔵:走行速度を下げ、メインブラシとサイドブラシの回転数を下げることで、集じん性能はそのままに音を抑えた「音ひかえめ設定」を新たに搭載しました。

奈津子:実際にとても静かで、これなら掃除させながら落ち着いて仕事ができそうです。

安蔵:RULOシリーズの最上位モデルというと、大きな特徴の一つがスマホアプリの「RULOナビ」ですね。

奈津子:個人的には他メーカーのロボット掃除機と比べてアプリが秀逸だと思います。「掃除するエリア」、もしくは「掃除しないエリア」の設定が可能で、徹底掃除したいエリア、スケジュール設定なども可能です。ゴミがたまりやすい場所が分かる「ゴミマップ」も面白いですね。さらに本機から「掃除しないエリア」を2種類設定できるようになりました。

▲「掃除しないエリア」を2種類設定できるようになった

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