【レガシィ アウトバック試乗】アウトドアの良き相棒!タフ&アクティブなX-BREAK降臨

「『レガシー』でも『レガシイ』でもなく、『レガシィ』だからね」。もう20年以上前のことになりますが、クルマ専門誌を手掛ける出版社に入った時、そんな表記上の注意をいくつか教わったものです。

レガシィといえば、いうまでもなく、かつてのスバルの大黒柱。手頃な大きさ、凛々しいスタイル、頼りになる4WD。初代からラインナップに商用バンを持たないのがむしろ奏功し、日本にステーションワゴンという車型、さらには「ワゴンのあるライフスタイル」のイメージを定着させた立役者です。

しかし2014年、現行モデルとなる6代目の登場と前後するように、国内市場の主役を「レヴォーグ」に譲り、レガシィシリーズは北米を始めとした海外市場に軸足を(完全に)移します。5代目からのフルモデルチェンジに当たり、なんとステーションワゴンがカタログから落ち、セダンの「レガシィB4」とクロスオーバータイプの「レガシィアウトバック」、その2本立てとなったのです。

そんなレガシィB4/アウトバックが登場して、はや5年余り。一時は車名を目にすることも少なくなりましたが、ここへ来て「レガシィ、意外にいいよね」という声が、メディア関係者の間からチラホラと届いてきます。なんとなく「肥大化した」と(はたまたレガシィを脇役に追いやった恨みから!?)敬遠されていた両モデルですが、改めて接してみると、余裕あるボディサイズと穏やかに力持ちな自然吸気エンジン(2.5リッターの水平対向4気筒)、双方の長所が相まって、クルマ通の人ほど「これもアリだよね」と感じるようです。

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