ダブルクリンチノットの結び方【アジング編】

■初心者でも結びやすいダブルクリンチノットの結び方

ルアーの前方には糸を結ぶために金属製のワイヤーが丸く突き出たラインアイがあります。このラインアイや、ルアー交換が簡単に行える金具の“スナップ”などへの結び方は多数ありますが、なかでも強度があり比較的簡単に結べるのが「ダブルクリンチノット」。

ルアーフィッシングだけでなく、さまざまな釣りシーンで役に立つ結び方です。

手順1…ルアーのアイ(輪)に糸を通す

ルアー先端にある糸を結ぶためのラインアイに糸を通します。

以降の工程のためにも、糸は15~20cmほど通しておくのが良いでしょう。

ちなみに、アジングでエステルラインを使う場合はルアー側にメインラインよりも太い“リーダー”を結びますが、私が愛用しているリーダーはダイワの「月下美人フロロリーダー」(実勢価格:1240円前後)。

素材はその名の通りフロロカーボンで、このフロロカーボンは光の屈折率が水に近いため水中で見えにくく、魚に気づかれにくいのが特徴のひとつです。

強度は3lb(0.8号)をメインに使用しています。

手順2…もう一度アイに糸を通す

先ほど通した糸の先端を、もう一度同じ方向からラインアイに通していきます。

こうすることでラインアイのところに輪ができ、金具と接する部分が2本になるので、ダブルクリンチノットという名前となりました。2本になることで強度が上がります。

一度しか通さない場合はクリンチノットとなり、強度はやや落ちます。

手順3…できた糸の輪に指を通してから端糸を約5回巻きつける

手順2で作った糸の輪に人差し指の指先を入れ、端糸を軽く引き輪を小さくして指に密着するようにしたら、端糸を本線に5回ほど巻きつけていきます。

巻く回数は4~6回ほどで、太い糸だと少なめ、細い糸だと多めにすると結び目がキレイで最後の締め込みもしやすく、すっぽ抜けも起きにくくなります。

アジングの細いリーダーなら5回ほどで十分ですが、スベリの良いPEラインでは多めにするといいでしょう。

手順4…指を入れていた輪に糸の先端を通す

指を入れた輪に端糸を通していきます。

指先を入れて輪を作っておいたのは、このときに糸を入れやすくするためです。

手順5…糸の両端を引っ張る

あとは糸の両端を持ってゆっくり締め込みます。

この締め込むときに摩擦熱が発生して糸が痛んでしまわないように、舌先や水などで少し湿らせておくのがベストです。

ダブルクリンチノットの場合は、両側の糸を引いていくとキレイな結びになります。

糸をカットするときに使っているのが、ダイワの「フィールドプライヤーR 130H」(実勢価格:2130円前後)。

軽量ステンレス製の小型のプライヤーで、PEライン対応ラインカッター付き。

ハリが口の奥に入ったときも外しやすいセミロングノーズ。先端部はスプリットリングオープナー付きなので、ルアーのハリ交換などにも活躍します。

使用時に便利なスプリング&収納時に便利なストッパー付きで、ピンオンリールなどに装着できる穴もあるので、ウエストバッグに装備しておくと便利です。

手順6…余った糸を切れば完成

最後に余った糸をカットすれば完成。

しっかりと締め込んでいればすっぽ抜けることはありませんが、すっぽ抜けがおきないように少しだけ端糸を残しておくのがオススメ。あまり長すぎても邪魔になるだけなので、長くても5mm程度にしておきましょう。

■これがあると便利!

糸を結び替えずにルアー交換ができる便利アイテムがスナップ。

ルアー交換が簡単になるだけでなく、糸とルアーが固定されなくなるため、適正なサイズのスナップを使えばルアーのアクションも良くなります。

アジングで使う小型のジグヘッドには、ダイワの「月下美人 エイトスナップF(ファイン)」(実勢価格:300円)がオススメ。

小型のため、ルアーのシルエットにも影響しにくく、軽量なのでルアーのアクションにも影響しません。

>> [連載]プロが教える超初心者からの釣りデビュー講座

<文/渡邉長士 写真/須田俊哉>

渡邉長士|1981年生まれ、千葉県出身。地元の房総半島を中心に旬なターゲットを狙うプロ釣り師。海のルアーフィッシングが得意。アジをルアーで釣る“アジング”を提唱したパイオニアで、全国にブームを広めた1人。釣り具メーカー「ダイワ」「オーナーばり」と契約し、数々のアジング製品の監修、プロデュースやテレビ、雑誌などで釣りの楽しさを発信している

 

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