【スーツの基礎知識】「色」「柄」「カタチ」の基本ルールを学ぶ

■職種やシーンに合わせた「柄」を選ぶ

スーツは色だけでなく「柄」も重要です。同じ色でも柄によって印象が変わるので、シーンや職種に合わせた柄選びを心がけたいところ。無地はあらゆるビジネスシーンに対応できますが、個性を演出するなら柄モノにぜひ挑戦してください。これこそスーツ選びの楽しさであり、醍醐味でもあるのです。

今回はビジネスシーンに有効な5種類の柄を紹介。このほかチェック柄などもありますが、どうしても派手な印象になるため職種やシーンを限定してしまいます。ビジネスマナーを考慮するなら、無地から大きく外れない柄選びが大切です。

【ストライプ】

縦方向にラインが入るストライプ柄は、無地に次ぐ定番デザイン。しかしストライプとひとくちに言っても、ラインが点線になっているピンストライプや、細い縞模様が並ぶヘアラインストライプなど、線の太さや幅の違いなどで印象が大きく異なります。とはいえ、よほど派手なストライプでない限り、シーンを選ばず着用できます。

 

【ヘリンボーン】

ヘリン=にしん、ボーン=骨。魚の骨に似ていることからこう呼ばれるヘリンボーンは、ストライプデザインが主流です。そしてスーツの地色と同系色の場合がほとんどのため、悪目立ちすることなく個性を演出できます。柄としてはクラシックなので、ダークトーンのものであれば金融や不動産、公務員といった堅実なイメージを出したい職業の人でも着用OK。幅広いシーンに対応します。

 

【ピンドット】

針先であしらったような細かなドット柄をデザインしたピンドット。遠目からは無地に見えるため、さまざまな職種およびシーンで着用できます。近くで見るとドット柄のニュアンスがはっきりとわかるので、無地とはひと味違うこだわりをアピール可能です。

 

【バーズアイ】

文字通り、鳥の目のような丸い斑点がデザインされています。ピンドットよりも大きめのドット柄で、よりスポーティなイメージに。こちらも遠目では無地のように見えるため使い勝手は抜群。ちなみにバーズアイはグレースーツにデザインされているものが定番です。

 

【ハウンドトゥース】

猟犬の歯がネーミングの由来。いわゆる千鳥格子と呼ばれるものです。やや主張が強いため職種を選び、金融や不動産など堅実さが求められる職業にはあまり向いていません。しかしながら古典的なデザインとして認知されているので、柄が小さいものや同系色パターンであれば、商社や広告関係なら個性を演出する好手になり得ます。
 

【次ページ】ジャケットの「カタチ」によるOK・NGシーン

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