1杯用ネルドリッパーで自宅でも喫茶店のこっくりコーヒーを!

▲「soupir(スピール)」と専用ネルフィルター

ネルドリップとは、フランネルという布で作られたフィルターを使ってコーヒーを抽出する方法のこと。ネルフィルターはペーパーフィルターでは漉してしまうコーヒーオイル(油分)を多く抽出できるため、まろやかな口当たりと豆が持つ個性や旨味をより楽しめます。

しかし、抽出ごとに洗わなければいけなかったり、保管時は湿らせておかなければならなかったりと、フィルターの手入れに手間がかかるので、ちょっとハードルが高いのも事実。

たしかに大変ではありますが、昔ながらの喫茶店の中には今もネルドリップで抽出している店があるなど、そのまろやかな味わいはまさに喫茶店文化の象徴です。

そう聞くと、ますます自宅では無理と思ってしまいがちですが、「スピール」はそんなネルドリップを少しでも手軽に楽しめるよう工夫が凝らされています。

美濃焼で作られた本体は、カップとドリッパーとフタでできていて、フタは抽出し終えたドリッパー置き場に。ドリッパーは、カップにのせたまま使います。専用ネルフィルターはドリッパーに合わせて作られているところもポイントです。

さらにこの専用ネルフィルターは、ネルフィルターを半世紀以上にわたって作り続けている名古屋の老舗メーカー・丸太衣料製。しかも現在、Makuakeではちょっと面白いsoupir用フィルターが3種類販売中です。

▼名古屋式(抽出スピード:標準)

まろやかでコクの深い、ネルドリップらしい味わいに。たっぷりのコーヒーオイルで、冷めても美味しい珈琲を楽しめるフィルター。

▼東京式(抽出スピード:速い)

ネルドリップらしいしっかりとした蒸らしで豆のポテンシャルを引き出しつつも、さらっと淹れられるので華やかな味わいも楽しめる。

▼大阪式(抽出スピード:遅い)

アイスコーヒーやカフェオレなどに最適なこってりとした味わいのコーヒーを淹れやすいフィルター。大阪で生産された生地を使用。

同じ豆でもフィルターを変えるだけで、味わいも変わります。その時の気分でフィルターを変えるという楽しみ方もできますね。

もちろんフィルターは、しっかり管理が重要です。水洗いしたあとは、保冷バッグに入れて冷凍庫へ。使う時は流水で解凍し、付属の布巾などで水分をしっかり取ってからドリッパーにセット。水に浸けて冷蔵庫に入れておいて毎日水を取り変えるよりは、かなり手軽だと思いませんか?

本体サイズはφ8×H8.5㎝(受け皿・ドリッパー付き)。カラーは優しい色合いのMilkと 重厚なDarkの2色展開。コンパクトに収納できます。せっかくのおうち時間、ネルドリップで気分展開してみるというのもアリですよね。

>> suzugama

<文/&GP>

 

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