垂直着陸×ビーストモードという“スペシャル仕様”で「F-35B」完成!【達人のプラモ術<F-35B ライトニングII>】

■スタンド+アクリルミラーで魅せる

さてF-35Bの見どころは、やっぱりディテール満載のウエポンベイに、ジェットノズルが下を向いた機体裏側です。ビーストモードにしても主翼パイロンに搭載ウエポン類が見せ場になります。それに見どころ満載仕様で製作していますしね。

キットには専用の展示スタンドが付属していますが、やはり機体を裏返えさないとウエポン類は見えません、なんとも悩ましいところではあります。こういった場合は、展示スタンドの下にミラーアクリル板を敷くことがオススメです。これなら通常の展示でも機体を裏返すことなくディテール満載の機体下面を映して堪能できます。

ミラー仕様のアクリル板はホームセンターなどでは、そこそこの値段で販売されているのですが、100円ショップで販売しているバスルーム用ミラーなどを流用すれば、サイズもちょうど良く展示ベースとして使えます。

あとはスタンドを工夫して自在ステーを組み込み、ウエポンベイが見えるようにするのも良いでしょう。機体の見せ場や自身の好みに合わせて展示方法を考えるのも楽しいものです。

▲展示スタンドの下にB-5サイズのアクリルミラー(100円ショップで購入したバスルーム用ミラー)を置いた状態

▲ミラーを置いたことで「全部開けました、全部積みましたスペシャルモード」の機体下面のウエポンベイを、機体を裏返すことなく見られる

▲ミラーを置けばB型の特徴でもあるランディングモードのエンジンダクトのディテールもミラーでバッチリ見られる

 

■完成モデルギャラリー

※F-35Bビーストモード

 

※F-35B全部開けました、全部積んでみましたスペシャルモード

 

■総括

タミヤ「1/48 F-35B ライトニングⅡ」は、これまでの飛行機モデルとは一線を画した進化系スケールモデル

今回のF-35Bの製作は、パーツ数も多いこともあって、いつにもましてハイペースで製作を進めたのですが、前回時点で「これは間に合わないかも…」という焦りがありました。

当初は「タミヤの最新キットだし、問題なくサクサクと製作を進められるだろう」という考えでいたのですが、パーツは全てにおいて密度が濃く、緻密なまでにディテールが追及されている…そんな印象なのです。何度か書いてきたようにパーツの精度が高く、仮り組みでもまるで寄木細工のようにパチパチとパーツが組みあがってしまう凄いキットだな、というのが第一印象でした。

しかし製作を開始してすぐ感じたのが「アレ思ったより作業が進まないな…」ということ。自分でも製作は速い方だと思っていたのですが、それが思うように進まない、何故だろう?という焦りでした。

それは、作りにくいとか、必要以上にパーツがバラバラだからといったネガティブなものではなく、圧倒的なディテールと組み立てやすさを高い次元で融合させた新しいスタイルのキットと、それをこれまでのスタイルで製作しようとしたための違和感のようなものだったと思います。

パーティングラインがほとんどなく成型精度の高いパーツは、削ったりパテによる修正も不要で、さらに塗装にしても、基本パーツ単体ごとで塗装することでマスキングの手間が極力減らされており、パーツひとつひとつまでに配慮されたストレスフリーの手順が、自身に刻み込まれた飛行機モデルの製作のセオリー、いうなれば古いスタイルのモデリングとは違うがゆえの違和感でした。タミヤの凄さを改めて思い知らされた次第です。

なんだか難しい話になってしまいましたが、もうひとつこのキットに関して言えること、それは作っていて楽しいことです! パーツ構成にしても、塗装にしても、斜め上をいくタミヤのスタイルが楽しめますよ。ぜひ自身の手で確かめてみてください!

さて「1/48 F-35B ライトニングⅡ」の製作はここまでです。2024年はどんなキットを作りましょうか? 乞うご期待!

>> [連載]達人のプラモ術

<製作・写真・文/長谷川迷人>

 

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