傑作ヘリ「SH-60」米海軍HSL-51“ウォーローズ”所属機を製作【達人のプラモ術<SH-60B シーホーク>】

【達人のプラモ術】
ウルフパックデザイン
1/48 SH-60B シーホーク
HSL-51 'ウォーローズ'
(プレミアムエディション)
01/04

2023年明けましておめでとうございます! 今年も&GP「達人のプラモ術」をよろしくお願い致します!

さて2023年の第1弾として製作するプラモデルは「1/48 SH-60B シーホーク」。アメリカ海軍で運用されているLAMPS(軽空中多目的システム)ヘリコプターです。(全4回の1回目)

長谷川迷人|東京都出身。モーターサイクル専門誌や一般趣味雑誌、模型誌の編集者を経て、模型製作のプロフェッショナルへ。プラモデル製作講座の講師を務めるほか、雑誌やメディア向けの作例製作や原稿執筆を手がける。趣味はバイクとプラモデル作りという根っからの模型人。YouTubeでは「プラモ作りは見てナンボです!@Modelart_MOVIE」も配信中。

 

■キット紹介

キットは2022年9月に発売されたものです。SH-60B シーホーク HSL-51(第51ヘリコプター海洋打撃飛行隊)“ウォーローズ”の2007年CAG機※のデカールが付属。胴体後方は、日章旗に富士山をイメージした赤と白の派手な塗り分け(派手かつおめでたいマーキングが新年にぴったりですな)、さらにテール部分に宮本武蔵が描かれた機体を再現できます。ちなみに同部隊は神奈川県の厚木基地をベースにしている第7艦隊所属のヘリ部隊です。派手なマーキングということもあり、基地祭では人気が高かったのを覚えています。

※CAG機とは
Commander Air Group(航空団(群)司令)の略。航空団司令は通常地上で指揮していますが、パイロットなので当然航空機を操縦する機会もあるワケです。その時に搭乗する機体が部隊をイメージした派手なマーキングが施された機体で、これをCAG機と呼びます。

ウルフパックデザインは韓国の模型メーカーで、今回はイタレリ製の「1/48 SH-60B シーホーク」のキットに同社がディテールアップ用のレジンパーツとエッチングパーツ、そしてHSL-51ウォーローズのデカールを加えたプレミアムエディションとなっています。飛行機モデルもそうですが、派手なマーキングは製作意欲をそそりますよね。

▲HSC-6(第6ヘリコプター海上戦闘飛行隊)“インディアンズ”のMH-60SのCAG機。HSL-51に負けず劣らず派手なマーキングが施されている

 

【次ページ】ヘリプラモは難しい?

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