世界初のチタン製腕時計誕生から50年!シチズンのチタニウムモデルを振り返る

▲「シチズン アテッサ/ エコ・ドライブGPS衛星電波時計 F950 ダブルダイレクトフライト CC4015-86L」

アポロ計画の宇宙船に採用された素材としてチタニウムが注目されたのは1960年代。このチタニウムを使った世界初のチタニウムウオッチ「X-8 コスモトロン・クロノメーター」をシチズンがリリースしたのは、今からちょうど50年前の1970年でした。

さらに、2000年にはシチズン独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施すことにより、ステンレスの約5倍の表面硬度となめらかな鏡面仕上げを実現する「スーパーチタニウム」を開発。他の金属に比べて軟らかく加工するのが難しいチタニウムの弱点を克服し、軽くて錆びにくいといった特性に、タフさをプラスすることに成功しました。

▲「シチズン アテッサ/エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト CB0219-50L」

このスーパーチタニウムは、2022年に月面着陸を予定している「HAKUTO-R」の一部パーツに採用されるそうで、ますます期待を集めています。

そんなチタニウム技術の誕生から50周年を記念したフラッグシップモデル「SATELLITE WAVE GPS F950」が発表されましたが、同時に「コズミックブルー コレクション」のリリースも決定。

▲「シチズン クロスシー/エコ・ドライブ電波時計 ティタニア ハッピーフライト ES9466-57L」

シチズンを代表する3ブランドから「シチズン アテッサ CB0219-50L」(世界限定2200本、10万円/税別)、「シチズン アテッサ CC4015-86L」(世界限定1300本、26万円/税別)「シチズン クロスシー ES9466-57L」(世界限定1500本、10万円/税別)、「シチズン エクシード AS7164-99L」(世界限定700本、19万円/税別)の全4モデルが登場します。

▲「シチズン エクシード/ エコ・ドライブ電波時計 AS7164-99L」

印象的なのは、宇宙をイメージしデザインされた文字盤。4モデルともデザインは少しずつ異なりますが、共通して、神秘的な宇宙空間を思わせるブルーのカラーリングの中に、星々のような煌めきが散りばめられています。

ケースとバンドには、耐摩耗性に優れた「デュラテクトDLC」を採用。すりキズに強いだけでなく、美しいツヤを持つブラックカラーと滑らかな肌触りも特徴で、モデルごとに表面仕上げを変えることでそれぞれ異なる印象を与えます。

宇宙と腕時計の歴史に思いを馳せる記念モデルの発売は、2021年1月2日です。

>> CITIZEN「コズミックブルーコレクション」

<文/&GP>

 

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