iPhone 6s/6s Plusは買うべき? 見送るべき?

 

いま6/6 Plusを使っている人は、買い替えるべきか? それともiOS 9にアップデートして、もう1年使い続けるか、迷うことになりそうです。というわけで、まもなく9月25日に発売される6s/6s Plusの新機能や進化点について予習しておきましょう。

 

ゴールド、シルバー、ローズゴールド、スペースグレイの4色が用意される

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まず、スペックの違いを確認してみましょう。現行の6/6 Plusと新しい6s/6s Plusの主な相違点をまとめてみました。Appleのサイトでは9月12日からSIMフリー機の予約が開始されます。iPhone 6sが8万6800円〜、iPhone 6s Plus が9万8800円+税〜販売されます(どちらも16/64/128GB)。

 

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●動作が遅い、鈍いと感じているなら6s/6s Plusへ!

 

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新しい6s/6s Plusは、スマホの心臓部ともいえるプロセッサが最新のA9チップに変更されています。アップルは「従来のA8チップに比べて、処理速度が70%、グラフィック処理速度は90%向上した」と発表しています。 6/6 Plusを使っていて、動作が遅いと感じているのであれば、6s/6s Plusへの乗り替えを検討したほうがいいでしょう。ですが、多くのアプリを一度に起動して切り替えて使ったり、グラフィックに凝ったゲームを楽しんだりしないのであれば、6/6 Plusでも不満は感じないはずです。

●新しい操作感を体験したいなら6s/6s Plusへ!

 

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6s/6s Plusには「3D Touch」という新機能が追加されています。一般的には「感圧タッチ」や「フォースタッチ」と呼ばれるもので、ディスプレイを強めに押した場合に、その圧力を感知し、メニューを呼び出したり、画面表示を切り替えたりといったショートカット操作ができる機能です。

発表会で披露されたデモンストレーションでは、ホーム画面にあるアイコンを押すと、サブメニューがポップアップされたり、メール一覧から読みたいメールを押すとメールの中身が見られたりする機能が紹介されていました。

操作に慣れると、タッチ操作の回数を減らしたり、誤操作を防げたりといったメリットを得られそうです。ですが、快適に使いこなせるようになるには慣れが必要かもしれません。「いまのままでも快適に使えている。操作に迷うのは嫌!」という人は、しばらくは様子見とするのが得策でしょう。

 

●もっと動画を楽しみたいなら6s/6s Plusへ!

 

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カメラは大きく進化します。6/6 Plusでは8メガピクセルだった背面カメラは12メガピクセルになります。iPhoneのカメラは簡単キレイに撮れるので、6/6 Plusでの撮影画質に満足している人が多いと思いますが、より高画素で撮れるので、近づけない被写体を撮影する場合には重宝。写真の一部をトリミングしても鮮明な画質をキープできるはずです。

6s/6s Plusでは「Live Photos」という新しい機能も楽しめます。シャッターを押した前後1.5秒、計3秒間の動画を撮影でき、写真として表示され、タップすると動き出すという仕組み。さらに、4Kビデオの撮影にも対応しました。4K映像を再生できるテレビやパソコンを持っている人は、動画を撮る楽しみが広がることでしょう。

 

●自撮りすることが多い人は迷わず6s/6s Plusへ!

 

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前面カメラも1.2メガピクセルから5メガピクセルへと向上します。5メガピクセルは、A4サイズに鮮明にプリントできる画素数です。また、ディスプレイが光って、顔を明るく照らすフラッシュとして使える「Retina Flash」という機能も追加されます。自撮りをすることが多い人は、6/6 Plusへ乗り替えると、満足度がぐ〜んと高まるかもしれません。

 

●より速い通信速度を利用したいなら6s/6s Plusへ!

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6s/6s Plusは、LTEの進化形といえる「LTE-Advanced」に対応しています。LTE-Advancedの代表的な技術として、携帯電話各社が導入しているのが「キャリアアグリケーション(CA)」です。2つの周波数(電波)を束ねて利用することで、通信速度が2倍になる新しい技術です。6/6 Plusでは、CAの最大速度は150Mbpsでしたが、6s/6s Plusでは最大300Mbpsになりました。

NTTドコモの場合、6s/6s Plusでは、東名阪地区を中心に下り最大262.5Mbps、その他の地域では下り最大187.5Mbpsで通信できるようになります。auは、下り最大225Mbpsのキャリアアグリケーションに加えて、下り最大220Mbpsの「WiMAX 2+」も利用できることを発表しました。

ソフトバンクは、9月11日現在、公式な発表はありませんが、下り最大187.5Mbpsのキャリアアグリケーションが利用できるようになる見通しです。

要するに、LTEに接続して通信する場合の通信速度が最大2倍になるということ。外出先で、動画を観たり、アプリをダウンロードすることが多い人にとって、大きな恩恵となるでしょう。

 

どうですか? 気になる新機能、進化ポイントはありましたか? ひとつでもあれば、iPhone 6s/6s Plusへの機種変更を検討することをオススメします。ですが、経済的なことを考えると、スマホはきっちり2年間使い続けて、「月々サポート」「月月割」「毎月割」などの割引をフルに享受するのがベター。お財布ともよ〜く相談してくださいね。

(文/村元正剛)

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