【歴史】オープンカーヒストリー3 イタリア編

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アルファロメオ
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スパイダー(1966-1993)

1922年
第一次世界大戦後、アルファロメオ初のスポーツモデルであり、オープンモデルである「RL」がデビュー

1952年
「1900Cカブリオレ」デビュー。当時の社長は独立系カロッツェリアの存続を心配し、複数のコーチビルダーにボディを発注

1966年
初代「アルファスパイダー」デビュー

1992年
「SZ」(スプリントザガート)ベースの「RZ」(ロードスターザガート)が登場。ボディパネルは前バンパーとトランク以外は別モノ

1995年
クーペモデルである「GTV」ベースのスパイダーが誕生

2006年
クーペモデルである「ブレラ」ベースのスパイダーが誕生

いつの時代もオープンカーを大切にしているアルファロメオ。スポーツカーであることはもちろん、ドライバーをカッコ良く見せることへのこだわりはほかのメーカーよりも一歩先を進んでいる。クルマに乗りながら風を肌で感じ、官能的なエキゾースト音を乗員にたっぷり聞かせて…、という演出はイタリアン・ファッションに相通じるものがある。4Cロードスターの登場も楽しみだ。


 

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フィアット
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バルケッタ(1995-2005)

1919年
第一次世界大戦後、最初に登場したのが「501」。4ドアセダン、2ドアと4ドアのカブリオレがラインナップされていた

1959年
セダン、クーペ、カブリオレで展開した「1200」デビュー

1966年
「124スポーツスパイダー」デビュー。エンジン展開を変えながら1985年まで作り続けられた

1966年
「ディーノスパイダー」がデビュー

1972年
クルマの天井部分が着脱可能なタルガボディの「X1/9」登場

1995年
「バルケッタ」デビュー

2009年
フィアット500ベースのカブリオモデル、「500C」デビュー

かつてフィアットには多くののオープンモデルが存在した。というのも多数のラインアップから部品を寄せ集め、オープンカーを作り上げることが得意だったからだ。しかし昨今、オープンモデルは減っている。商品展開はもっと慎重に、フィアットの歴史とブランドを大切にしながら……、というスタンスが感じ取れる。その意味では、プレミアムブランドへの転換を図ろうとしているのかもしれない。


 

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フェラーリ
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550バルケッタ(2001)

1951年
「212インター」デビュー。複数のコーチビルダーがボディを手掛けたが、ピニンファリーナが初めて参画

1957年
「250GTカブリオレピニンファリーナ・シリーズ1」登場

1968年
「365GTS/4」、通称“デイトナ”スパイダーデビュー

1972年
「246GTS」、通称“ディノ”のタルガモデル登場

1983年
4人乗りオープンの「モンディアルQVカブリオレ」デビュー

1993年
「348スパイダー」デビュー。久しぶりのスパイダーモデル

2001年
「550バルケッタ」デビュー

2011年
「458スパイダー」デビュー。初の電動メタルルーフ採用

いわゆる12気筒ではない現代の“ピッコロ”フェラーリでは常にタルガボディとスパイダーボディを用意してきた。ボディ剛性うんぬんではなく、オープンエアを楽しみたいというユーザーの声を反映していたのだろう。458スパイダーは1台でクーペとスパイダーを味わえるちょっと欲張りな雰囲気。そういう意味では簡易的な幌のみの設定という、F50や550バルケッタのスパルタンさが懐かしい。


 

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ランボルギーニ
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ガヤルドスパイダー(2005-2013)

1968年
「ミウラロードスター」(実はタルガトップ)、ブリュッセルモーターショー用にワンオフでベルトーネが製作

1976年
「シルエットP300」はタルガボディのみでデビュー

1995年
「ディアブロVTロードスター」デビュー。電動格納式カーボンファイバー製ルーフをもつ

2004年
「ムルシエラゴロードスター」デビュー。時速160㎞/h以上で幌を使わないよう警告されていた

2005年
「ガヤルドスパイダー」デビュー

2009年
「レヴェントンロードスター」誕生。限定15台

エンジンが物理的に大きいからか、12気筒モデルでは未だに屋根が完全に開く“スパイダーボディ”は実現されていない。その点、新生ランボルギーニとしてゼロから開発が進められたV10モデルのガヤルドシリーズは、幌がコンパクトにボディに収まるよう、最初から考えられていたのだろう。ウラカンが登場して間もないが、ウラカンのスパイダーもラインアップに加わる日はそう遠くないはず。


 

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マセラティ
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スパイダー(2002-2007)

1960年
「3500GTスパイダー」デビュー。ボディはカロッツェリア・ヴィニャーレが手掛けた

1969年
初代「ギブリスパイダー」がデビュー。生産台数は125台

1984年
ビトゥルボベースのスパイダーがデビュー。ザガートが30年ぶりにマセラティ車を手掛けたことで話題になった

2001年
フェラーリ傘下となり最初のオープンカー、「スパイダー」がデビュー

2010年
グランツーリスモベースのオープンモデル、「グランカブリオ」を投入

輝かしいレース戦績でスーパーカーメーカーとしての名声を築き上げたが、経営状態は波乱万丈な道のりを歩んできたマセラティ。市販車の品質管理もマチマチで悪しきイメージすらついてしまった。しかし、いつの時代もオープン/クーペモデルともにセクシーさを重んじているのも事実。現在、フェラーリ傘下となってからは品質管理も向上し、スーパーカーブランドとしての輝きを取り戻した。

(文/&GP編集部)

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