ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるための4つのコツ

まずは、ハンドドリップを行う際に必要な道具を教えてもらいました。写真左から、「ドリップポット」、「ドリッパー」、「ペーパーフィルター」「サーバー」、「はかり」、「温度計」、「微粉とり」となります。

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必要な道具を揃えたら、いよいよ美味しい淹れ方です。

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▲最初にやってほしい大事なひと手間は、粉を均一に整える作業。微粉こしに挽いた粉を入れて振ることで、細かい粉をふるい落とし、粉を均一に揃えることができます。

 

▲粉は均等であればあるほど、味に雑味がなくなるので、このひと手間を加えることで味に大きな違いが生まれます。

▲粉は均等であればあるほど、味に雑味がなくなるので、このひと手間を加えることで味に大きな違いが生まれます。

 

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▲微粉こしを済ませた粉は、ペーパーフィルターの中へ。軽く揺すって、平らになるようにならします。

 

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▲沸騰させたお湯はそのまま入れずに、87度台まで下げます。実はこれも大切なポイントのひとつ! 抽出するお湯の温度が高いと、苦味が強く出てしまうからです。

 

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▲お湯の温度を合わせたら、粉の中心から円を描くようにお湯を注いでいきましょう。全体が湿る程度まで注いだら、一度注ぐのを止めて約30秒間蒸らします。

 

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▲蒸らしの時間に行っているのは、粉のガス抜き。30秒の間に、ガスによって粉がプク〜と膨らんでいきます。この膨らみは鮮度の証。

 

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▲30秒たったら、再びお湯を注いでいきます。

 

▲お湯を注ぐときのポイントは、フィルターの縁から1センチ程度の中で、うずまき状に、できるだけ近くから注ぐこと。円を大きく小さくしながら注ぎます。

▲お湯を注ぐときのポイントは、フィルターの縁から1センチ程度の中で、うずまき状に、できるだけ近くから注ぐこと。円を大きく小さくしながら注ぎます。

 

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▲サーバーの目盛りを確認して、450ccのところでフィルターを素早く引き上げます。3杯の場合、お湯の抽出量は450ccですが、最低600ccは用意しておきましょう。

 

▲なぜ多めに用意しておくのかというと、最後の方は、抽出がゆっくりになるから。また、蒸らしの段階で粉の状態や、焙煎度によって粉がどれくらいお湯を吸うかが変わってくるからです。

▲なぜ多めに用意しておくのかというと、最後の方は、抽出がゆっくりになるから。また、蒸らしの段階で粉の状態や、焙煎度によって粉がどれくらいお湯を吸うかが変わってくるからです。

 

▲美味しいコーヒーの出来上がり!

▲美味しいコーヒーの出来上がり!

 

■もっと美味しく淹れたい人は、豆を挽くところから始めてみよう

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