秒針は衛星軌道を再現!宇宙に心馳せる斬新なタイムピース

「アストログラフィック」は、当時としても斬新なデザインでしたが、今の時代に見ても、あるいは今だからこそ、その宇宙的なデザインに加えてどこかレトロなテイストが感じられ、さらにユニークさが際立ってきたという印象です。

月面や宇宙船を彷彿とさせるような、微かに楕円を描くケースの中では、まるで針が宙を浮いているように回転するというユニークなデザイン。初見の人はかなり驚くはず。

“ミステリーダイヤル”と名付けられたこの文字盤は、通常の針の代わりに、マークを描いた透明な3枚のディスクを回転させることで、それがあたかも衛星軌道を周回するかのように時間を指し示すもの。秒針にあたる赤い丸は“レッドムーン”と名付けられ、デザイン上のアクセントにも。

文字盤のZodiacのマークを中心にレッドムーンや人工衛星のような時針と分針が回転し、さながら腕に纏った小宇宙といったところ。

ケースバックには十二星座を表すエングレービングが。風防は無反射加工サファイアクリスタル。200mの防水性能も搭載しています。

50周年記念のスペシャルパッケージにてZOZOTOWNなどで9月下旬より発売。シルバーとゴールドの2種類が用意され、日本での販売数はそれぞれ30本程度。世界でも限定数わずか182本という希少価値の高い一本です。

 


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(文/&GP編集部)

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