今回の記念モデルのベースモデルとして選ばれているのは、もちろん「CLASSIC 66」。創立者であるブルナー兄弟がブランド創設と同じ1966年に作り出したアイコニックモデルです。
しなやかなオールレザーアッパーやホールド力を高める5本ストライプ、スキーブーツからヒントを得たDリングなどなど、ブランドを象徴するディティールは現在もなお健在。スポーツシーンからストリートまで、幅広い層から支持を集めるロングセラーです。
とりわけ今回のモデルで目を惹くのは、アクセントとして効いている鮮やかなグリーン。じつは欧米などでは、結婚記念日などさまざまな「55周年」を記念する年を「エメラルド」で祝う習慣があるそうで、今回の記念色として選ばれたグリーンはそのエメラルドから着想したもの。
純白のレザーアッパーに映えるグリーンのメタルクリップとDリングはいかにもコートシューズらしい組み合わせですが、アウトソールにはあえて日に灼けて色褪せたようなビンテージカラーを用いることで、ほどよい抜け感をプラス。
内側を覗きこんでみれば、インソールには“55”をモチーフとしたモノグラムプリントがちりばめられるなど、記念モデルらしい心憎い演出も光ります。
休日のルーズなスタイルに合わせてもいいし、流行中のセットアップの足元に合わせても品良くまとまりそう。スタイリング自在の「使える」アニバーサリーモデルです。
>> K・SWISS
＜文／&GP＞
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