時計が単なる時刻を確認するモノ、という時代ではなくなった今、より腕時計は嗜好品という意味合いが強くなりました。だからこそ、せっかく持つのであればこだわりたいと思う人は増えているのではないでしょうか。そこで今回、一生モノと言うべき至高の高級腕時計をセレクト。大人になった今だからこそ見合う、着用者の格をワンランクもツーランクもアップしてくれる…そんな珠玉の1本をご堪能ください。
■一流のモノを身に着けると、その人自身も一流の雰囲気を醸し出すようになる
誰もが知る世界的なウォッチメーカーには長い歴史とそれに伴った高い技術力や経験値があり、そして腕時計そのものからその礎が感じられます。そのぶん高価にはなりますが、自分自身をクラスアップしてくれるような存在感を発揮してくれますし、所有する幸福感や着用による満足感はひとしお。腕時計というものが誕生してから200年以上が経過していますが、高級腕時計というものは変わらず憧れの対象として見られ続けています。一流のモノに囲まれれば、きっと自然と一流な空気感が漂い出すはずです。
■まさに一生モノ。一度は身に着けてみたい高級ウォッチ厳選10本
ここからは厳選した珠玉のラインナップをご紹介。国内外の名だたるウォッチメーカーからおすすめの10モデルをピックアップしました。誰もが一度は憧れた名品から歴史的な傑作、最新技術を注ぎ込んだ新作まで網羅しているので、ぜひじっくりと吟味してみてください。何せ、一生を共にする相棒を選ぶわけですから。
1. 高精度クロノグラフウォッチの金字塔
OMEGA
「SPEEDMASTER 38」(99万円)

宇宙探査のためにデザインされた歴史的背景を持つ、オメガを代表する高精度クロノグラフウォッチ「スピードマスター」。最新作の本モデルは、温かみのあるグレーのアルミニウム製リングがアンティークのような柔らかい印象へと導いてくれます。オパーリンシルバーカラーのPVDコーティングが施されたダイヤルに、ダイヤモンドを使ってポリッシュ仕上げをしたセドナ ゴールドPVDコーティングのインデックスや時分針、スモールセコンドが華やかさを一層引き立てます。

「スピードマスター」といえば高い性能のクロノグラフ機構が大きな魅力。今作はムーブメントにキャリバー オメガ 3330を採用。コラムホイール機構を備えたクロノグラフに加え、オメガならではのコーアクシャル エスケープメントを存分に堪能できます。ひとたび手にすれば、正確な時刻刻みや52時間のパワーリザーブなど機能面においてもやはりトップピースであることがわかるはずです。
[SPEC]
ケース径38mm、10気圧防水、ステンレススチールケース&ブレス、機械式(自動巻き)、ボックス型強化サファイアガラス風防
>> オメガ
2. パイロットウォッチの象徴に更なる美しさを
IWC
「パイロット・ウォッチ・マーク XX “プティ・プランス”」(97万5700円)

1868年に創業した世界屈指の高級時計マニュファクチュール、IWC。ブランドを象徴する「パイロット・ウォッチ」は初代誕生の1936年より多くの人々に愛され続け、今もなお進化を繰り返しています。今作はそんなIWCの「パイロット・ウォッチ」ならではの機能美を体現しながら、『星の王子さま』の著者アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリとのパートナーシップを記念して製作された特別エディション。美しく、品性を感じさせるブルーカラーが腕元に華やかさを演出してくれます。

洗練されたサンレイ仕上げを施したディープブルーダイヤルが広大な夜空を彷彿とさせ、ゴールドコーティングの時分秒針がまるで星のように輝く、まさに『星の王子さま』の世界を体現したような惚れ惚れするようなカラーリングが特徴。内部には自社製の32112キャリバーを搭載し、120時間という驚くべきパワーリザーブを誇ります。外観の美しさが先行しがちですが、スイス製らしい確かな内部機構への安心感も大きな魅力です。
[SPEC]
ケース径40mm、10気圧防水、ステンレススチールケース、ラバーストラップ、機械式(自動巻き)、ドーム型サファイアガラス風防
>> IWC
3. 知性とクラス感を味わえる手巻きメカニカル
Grand Seiko
「SBGW301」(67万1000円)

セイコーが誇る最上位コレクションからは、初代グランドセイコーを彷彿とさせるクラシカルなフォルムを持ち、落ち着きのある大人の余裕を感じさせる手巻き仕様の機械式モデルにフォーカス。ツヤを抑えたオフホワイトのダイヤルは中央が盛り上がったボンベ型でクラシカルな印象を醸し出し、初代の意匠を踏襲したインデックスは峰形状にダイヤカットされ繊細さを主張。年齢を重ねた今、この味わい深さを一層感じられるのではないでしょうか。

ムーブメントは最大巻き上げ時約72時間(約3日間)持続の手巻きメカニカル、キャリバー9S64を搭載しています。ゼンマイが解ける際のトルクが緩やかに減少していくため、安定した精度を実現。また、輪列受を一体化してムーブメントを覆うことで手巻き式ならではの安定感や一体感を味わえるとともに、シースルーバックからも美しさを堪能できる仕上がり。細やかなところまで、やはり日本らしい丁寧な仕事が垣間見えます。
[SPEC]
ケース径37.3mm、日常生活用防水、ステンレススチールケース、クロコダイルレザーベルト、機械式(手巻き)、ボックス型サファイアガラス風防
>> グランドセイコー
4. 武骨さと華やかさの絶妙なバランスが腕元を格上げる
BREITLING
「ナビタイマー オートマチック GMT 41」(96万2500円)

男性的なパワフルでタフなラグジュアリーウォッチを得意とするブライトリング。そのシグネチャー的な存在である「ナビタイマー」を今回はピックアップ。1952年にパイロットのための計器として生まれたモデルで、その後現代に至るまで世界中で広くファンを獲得し続けている傑作です。象徴的な外観デザインはクロノグラフを省くことですっきりとした佇まいにし、そこへインデックスや24時間式のGMT目盛りを施すことで計器由来らしいプロダクト感を生み出しています。

男心をくすぐる計器的なフェイスデザインとは対照的に、ケースやブレスは実にエレガントな雰囲気。代表的な意匠である刻み入りのベゼルにはポリッシュとサテン仕上げを交互に取り入れることで華やかな光を演出。加えて細やかなコマの組み合わせの7連ブレスレットが優雅な印象へと導いています。この武骨さと華やかさのバランスが「ナビタイマー」が人々を魅了し続ける大きな理由ではないでしょうか。
[SPEC]
ケース径41mm、3気圧防水、ステンレススチールケース&ブレス、機械式(自動巻き)、ドーム型サファイアガラス風防
>> ブライトリング
5. 復活を遂げたツールウォッチの最高峰
TUDOR
「ノースフラッグ」(76万5600円)

こちらの「ノースフラッグ」は1950年代の英国北グリーンランド遠征でチューダーが隊員に支給した腕時計をルーツに、2015年に誕生したモデルです。過酷な環境下にも耐えうる強靭無比なツールウォッチとしての名声を獲得した歴史的背景と、その伝統を継承したモデルへのリスペクトとともに2026年に復活を遂げました。創業100周年を迎えたチューダーが満を持して送り出す記念すべき1本だけに、注目必至の逸品です。

今作は1973年の歴史的モデル「レンジャー II」の象徴的なフォルムとデザイン要素を継承しており、ケースからブレスレットへと繋がるシームレスな一体型ブレスレットデザインもそのひとつ。ムーブメントにはマニュファクチュール キャリバー MT5652-Uを採用し、基準を上回る高い精度を実現。極限の環境でも使用可能な堅牢性に緻密なムーブメント、メジャーなデザインというこだわりようは所有欲を掻き立てること請け合いです。
[SPEC]
ケース径40mm、100m防水、316Lステンレススチールケース&ブレス、機械式(自動巻き)、ドーム型サファイアガラス風防
>> チューダー
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