ローファーなのに素足感覚。街になじむ革靴×ベアフットシューズという選択肢

■一般的なPVCソールの約6倍。独自ソール“TrueSense”の中身

詳しく見ていきましょう。ベアフットシューズに欠かせない“薄さ”、“軽さ”、“柔軟さ”と、ヨーロッパの硬い路面にも負けない“耐久性”。本来なら相反するこの要求を両立させるためにGROUNDIESが独自開発したのが、“TrueSense”(トゥルーセンス)アウトソールです。

軽量なTPU素材を採用することで、一般的なスニーカーに使われるPVCソールと比べて約6倍の耐摩耗性を獲得。素材の一部にはリサイクル素材も使われていて、薄くて軽いソールながら摩耗に強く、環境にも配慮したというわけです。

足を入れる部分の設計にもこだわりがあります。GROUNDIESは足や好みに合わせて選べる2つのラスト(木型)を用意していて、なかでも足指を解放する究極のベアフットと位置づけられているのが“Barefoot+”(ベアフットプラス)ラスト。解剖学に基づいて扇状に広がる形状で、単に幅を広げただけではなく足の指一本一本が自由に動いて大地をつかむような感覚を狙った設計に。

レザーはヨーロッパ内で調達したものを厳選し、ポルトガルやベトナムの伝統的な靴工場で一足ずつ手作業で仕上げる。薄く柔らかなつくりでありながら本物のレザーならではの風合いと、長く付き合える質感を両立させるといいます。

■7月にはきれいめな2型が続く

先に紹介したBrisbaneに続くのが、7月発売予定の2型。いずれも足指を解放する“Barefoot+”ラストを採用しています。

柔らかなナッパレザーを使った「Palermo+(パレルモプラス)」(2万7500円)は、伝統的な品格と軽快なフットワークを両立させた一足。履いた瞬間から足に馴染むという足あたりは、革靴の硬さが苦手な人ほど気になるところです。カラーはblack。

もう1型の「Cricket+(クリケットプラス)」(2万7500円)は、不朽のモカシンスタイルに“TrueSense”を組み合わせたモデル。本格的な佇まいを保ちつつ、卓越した柔軟性とゼロドロップ設計で軽やかな歩みを叶えるとしています。カラーはbeigeとkhakiの2色展開です。

革靴やローファーのきちんと感は残したまま、足だけはのびのびと解き放つ。日中の足が窮屈さから解放されたら、一日の歩き方そのものが少し変わるのかもしれません。革靴の見た目はそのままに、足指の自由さも両立したい人にとって、新たな選択肢になりそうです。

>> GROUNDIES「Brisbane」

<文/山口健壱>

 

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