あの青学メンバーも!シリアスランナーたちの集い「SURVIVAL 5K」体験レポ

今年の「adizero takumi SPEED SUMMIT」のテーマは“SURVAIVAL”。男性は3つのグループに分かれて予選を行い、距離は5000m。開催場所の夢の島陸上競技場のトラックを周回するのだが、1400m以降は下位2名が強制回収されてしまう……。決勝に残れるのは各組上位8名。それにプラスして3名がタイムで拾われるという仕組み。女性の方は5000mの一発勝負で、トップでゴールした選手がボストンへの切符を手にする。

優勝商品が豪華なら、ゲストも錚々たる顔ぶれ。adidas契約フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さん、adidas契約ランニングアドバイザーの安喰太郎さんと湯田友美さん。そして今年1月の箱根駅伝を制し、大学駅伝3冠、箱根駅伝3連覇を達成した青山学院大学駅伝チームから、小関一輝くん、小野田勇次くん、鈴木塁人くんが参加。2年連続で箱根6区、山下り区間を走った小野田くんは、なんと予選3組でオープンランナーとして走るという!

右から中野ジェームズ修一さん、安喰太郎さん、湯田友美さん、小関一輝くん、小野田優次くん、鈴木塁人くん

▲右から中野ジェームズ修一さん、安喰太郎さん、湯田友美さん、小関一輝くん、小野田優次くん、鈴木塁人くん

青学メンバーは、優勝商品のプレゼンターや、GYM & RUN BATTLEの審査員も担当

▲青学メンバーは、優勝商品のプレゼンターや、GYM & RUN BATTLEの審査員も担当

安喰太郎さんによるウォーミングアップ(安喰さんも予選2組にオープンランナーとして参戦!)を終えると、いよいよ予選がスタート。

強い風が吹くなか、参加したランナーの方々はみな快走。男子予選は、3組ともトップの選手が5000mを15分台でフィニッシュ! 16分10秒以内でゴールしないと決勝に上がれないというハイレベルな争いだった。みなさん、速過ぎです! 注目の青学・小野田勇次くんは、3組でトップグループを引っ張りながら、ラスト1周でスパートをして貫禄の1位フィニッシュ。「みなさんが速くて驚きました! 最後はちょっと頑張っちゃいましたね(笑)。来年の箱根も頑張ります!」(小野田くん)。一発勝負の女子決勝の優勝選手は高校生! 5000mを17分台でゴール。ホント速い方たちが集まっていますね。

予選の模様。強風の中、キロ3分10〜12秒ペースで走らないと決勝に残れないというハイレベルな争い

▲予選の模様。強風の中、キロ3分10〜12秒ペースで走らないと決勝に残れないというハイレベルな争い

先頭をフレッシュグリーンのユニフォームで走る青学の小野田勇次くん

▲先頭をフレッシュグリーンのユニフォームで走る青学の小野田勇次くん

男子の決勝の前には、中野ジェームズ修一さんによる「GYM & RUN BATTLE」が開催された。これは“走らなくても走れる脚をつくる”トレーニングで、フロントランジ、ワンレッグスクワット、ニーアップ、スプリットといった種目を重ねて、下半身に負荷をかけていくもの。およそ20分で、ハーフマラソンを完走したときと同程度の負荷を下半身の筋肉にかけられるそう。「青学の選手たちも取り入れているメニューです。正しいフォームで最後までこなせば強くなれますよ!」と、中野さん。

GYM & RUN BATTLEの様子。写真を撮りながら参加しましたが、かなりキツいです……

▲「GYM & RUN BATTLE」の様子。写真を撮りながら参加しましたが、かなりキツいです……

男子決勝は、3000m(さっき5000m走ったばかりなのに!)。決勝も予選同様、途中から下位の選手が強制回収される厳しいルールで行われた。見事予選を勝ち抜いた精鋭たちの争いだけあり、フィニッシュした方はみな好タイム。優勝者のタイムは8分45秒、キロ2分55秒というハイペースだった!

決勝の3,000mは、キロ3分を切る争いに。参加者のみなさん、お疲れさまでした!

▲決勝の3000mは、キロ3分を切る争いに。参加者のみなさん、お疲れさまでした!

シリアスランナー向けの「adizero takumi sen boost 3」の試走会を兼ねたイベントだけに、集まったランナーの方たちは、強く速い人、そして走るのを楽しんでいる人たちばかりでした!

こちらが『adizero takumi sen boost 3』。現代の名工、三村仁司さんが手掛けるシリアスランナー向けのレーシングシューズ

▲こちらが『adizero takumi sen boost 3』。現代の名工、三村仁司さんが手掛けるシリアスランナー向けのレーシングシューズ

 

>> adidas「ランニング」

 


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(取材・文/神津文人)

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