ダイソンが考える照明は技術もデザインも独創的です

まず目を奪われるのが、独特なウィング。このウィングこそが、ダイソン独自の「ヒートパイプテクノロジー」です。

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このテクノロジーの開発者は、ジェームズ・ダイソンの実の息子であるジェイク・ダイソン。LEDの性能を最大限に活かす技術を10年以上にわたって研究し、人工衛星の冷却システムを応用したヒートパイプテクノロジーにたどり着きました。この技術を採用しており、ウィングに沿って光源から逃がした熱を放散させることによって、LED光源を多数並べるのではなく、単一光源のLEDで強力な光を生み出すことに成功しています。

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この光源を、上向きにも下向きにも照射できるのが、この照明の特徴です。

たとえば上向きの光に70%、下向きの光に30%というように光を上下に自由に配分することができ、光の範囲も、照度コントロールも自由自在。単一の光源だからこそ光を正確にコントロールすることが可能なのです。

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プレゼン中はスクリーンが焦点となるように上方向への光を多くしたり、会議中はより多くの光を下方向に照射してテーブルを照らすなど、シーンによって最適な照明を作り出すことができます。

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もちろん、アップライト、ダウンライトのどちらか片方を100%にすることも可能。必要な範囲に必要なだけの光を届けることによって、無駄な光の浪費を防ぎ、目の疲れも低減してくれます。

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Cu-Beam Duoは、参考価格30万2400円。同時に、アップライトのみの「Cu-Beam up-light」と、ダウンライトのみの「Cu-Beam down-light」も発売。基本的にオフィス向けですが、家庭でも使えそうかも。

>> ダイソン

 


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(文/&GP編集部)

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