◾️その日のおつまみを“おまかせ”で愉しむ
▲お酒は「神亀」1合 1,000円(グラスは600円)。お通しにかまぼこが出てくる
▲蒲鉾をつまみに、お酒をゆっくり味わいだす小宮山さん。思わず笑みがもれる
お酒は「神亀」をお願いすると、お通しとして“かまぼこ”が出てきました。
一品としてではなく、お通しでかまぼこというのも、お客さんにゆっくりとお酒を楽しんでもらおうという気遣いを感じます。
さらに蕎麦前を頼もうと思ったら、お蕎麦屋さんでは珍しく「おまかせで、盛り合わせましょうか?」と。
▲お任せの「おつまみ盛合せ」。値段は応相談(こちらで3,800円くらい)。お客さんの好み、どのくらいの金額でというアレンジも気軽に受けてくれる
この日は
・煮穴子
・漬けホタルイカ しらすと三つ葉のおひたし
・イカ明太
・ホタテ海苔わさ
の4品。
なんとも画になるセットです。
▲口の中でほろほろととろける「煮穴子」。上品な味付けにお酒が進む
▲「ホタテ海苔わさ」。ホタテはオイル漬け、海苔わさは焼き海苔に出汁を浸してさっと煮他もの
全て自家製で、ツマミにぴったりのものばかり。
下町らしいしっかりした味付けで、お酒が進みます。
個人的には、焼き海苔を出汁でさっと煮たという、海苔わさが、海苔の香りがしっかりしてめちゃくちゃ美味しかった。
▲おつまみがとにかく絶品。旨い、うまいと連発してしまう組み合わせの妙にも脱帽
▲「神亀」の後は焼酎のロック。口の中がキリッとして、おつまみの旨さも際立つ
◾️蕎麦屋のようで居酒屋のようでもある
▲店主・佐藤元春さん。訪れた日はお母様と二人でお店を切盛。アットホームで居心地のいい空間は佐藤さんの優しげな人柄ゆえでもある
天ぷらは、野菜にホタルイカ、エビの紫蘇かき揚げなど、いかにも新鮮な食材をカラっと揚げていて、もはや専門店の美味しさ。
▲「天ぷら盛合せ」2,300円。ホタルイカ、たけのこ、アスパラ、えび紫蘇のかき揚げなど。出汁の効いた天つゆもいい
◾️これぞ東京の蕎麦!
▲「ざるそば」700円。このお値段、子どもや学生がふらりとやってきて食べて欲しいという配慮でもある
締めはシンプルにざるそばを。
色々な蕎麦粉を試した末、今は福井産の蕎麦粉だけを使っているとのこと。
蕎麦粉十割の細麺でも、しっかりとコシがあって、喉越しも最高。
辛口のつゆは、キリっとした口当たりで、これぞ東京の蕎麦!といった味わい。
▲お客さんとの話の合間に、さっと蕎麦を湯がき、しめる佐藤さん

そのままだと、かえしの味を強く感じますが、最後に蕎麦湯で割って飲むと、その奥からしっかりと出汁の味が立ち上がってきます。
お店が出来てから5年。
比較的新しいお店ではありますが、昔ながらの真っ当な東京の蕎麦の味を、こういう場所でまた味わえるというのが、蕎麦好きとしては嬉しい限りです!
▲蕎麦湯で割った出汁がまた旨い
余談ですが、店主の奥さんがホフディランの大ファンだそうで、先述した、最初に偶然こちらに訪れた際も、さらに10年くらい前に他の仕事で並木薮に伺った際も、ご主人、僕に気づいてくれていたんだって(笑)
蕎麦でつながる不思議なご縁。
これだから蕎麦屋巡りはやめられない!
▲L字のカウンター席で佐藤さんと会話を弾ませる。時に左右のお客さんとも交流する。ここではそんな温かなシーンが生まれる
ほしのま
住所:東京都台東区根岸4-1-18
TEL:070-9128-2646
営業時間:12:00〜14:30、18:00〜20:30
※土日祝は12:00〜19:00の通し営業
定休日:水・木曜
※6月より営業時間と定休日は変更予定
>>ほしのまInstagram
小宮山雄飛|ホフディランのVo&Key担当。ミュージシャンの傍ら、グルメ番長として食のシーンでも活躍し、様々な雑誌やWEBサイトでの連載、レシピ開発なども行う。著書には『旨い!家カレー』『レモンライス レシピ』『小宮山雄飛 今日もひとり酒場』など。テレビ、ラジオ番組などの出演も多数。
>> ホフディランofficial サイト
>> @yuhikomiyama
<写真/橋本真美>
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