◎蕎麦が好き、お酒も大好きな小宮山雄飛さんが、美味しいお蕎麦屋さんで蕎麦屋呑みの魅力を伝える連載Vol.16。今回は台東区根岸の住宅街にある名店『ほしのま』を訪問しました。珍しく飛び込みで入って大正解! そのワケとは?
僕は、知らない蕎麦屋さんに飛び込みで入るということは、あまりありません。
これは僕に限らずですが、蕎麦好きというものは、だいたいどの街へ行っても、どのお店が美味しいらしいとか、どのお店は古くからの老舗だとか、どのお店は実は大手の飲食会社が経営してるとか、そういう蕎麦屋さん情報をある程度把握しているのです。
だから、ふと見かけた知らない蕎麦屋さんに入るということは、あまりないのです。
しかし『ほしのま』とは、そんな珍しい方の出会い方でした。
▲住宅街の少し奥まった場所にある『ほしのま』。「そば」というお店へ誘う小さな文字に、なんとも心くすぐられる
鶯谷でお墓参りをした後に、なんとなく散歩がてらお昼を食べるお店を探していた時に、ふと見つけたのがこちら。
ちなみに、当時は今のお店の場所ではなく、もうちょっと表通りにあったのですが、とはいえいわゆる繁華街でもなく、どの駅からもそこそこ歩く、地元に住んでる人か、なんらかの用がある人じゃないと、通りがからない場所で、文字通り偶然出会って入ったお店でした。
凛とした細めの蕎麦に、辛口のつゆ。
僕の好みど真ん中の味で、飛び込みで入ってホントに正解。
帰ってから調べてみたら、店主が僕の大好きな浅草の並木薮に12年いたというのを知って、納得。
そりゃー、めっちゃ好みのお蕎麦のはずだ。
こういう出会いというのもあるもんですね。
というわけで、今回久しぶりの訪問でした。
▲玄関の土間を上がってすぐのところにその日のメニューの看板が立てかけてあった。これを見つつ、おつまみなどは店主にお好みで用意してもらうのが乙。お値段は応相談
移転して、さらに隠れ家的な立地になりましたが、雰囲気は抜群!
広々とした厨房で、いかにも美味しいものが出てきそうな雰囲気を感じます。
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