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■ランドロイドは2018年度後半まで発売延期……!

安蔵:2015年10月に開催された「CEATEC JAPAN 2015」で初めてお披露目された全自動洗濯物たたみ機「ランドロイド」ですが、発売延期になりましたね。2017年5月の発表時点では9月から10月にかけて予約を開始するとアナウンスされていたと思いますが、設計変更により延期とのことです。

▲2018年度後半に発売延期となった全自動洗濯物たたみ機「ランドロイド」

奈津子:開発当初から秘密の多いプロジェクトだったため、ユーザー調査などによって幅広く使用感のフィードバックをもらうことができなかったのが、開発を難航させていた理由だったと、開発元であるセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根信一社長は話していました。

▲ランドロイドの前で製品を紹介するセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根信一社長

安蔵:1枚の衣服をたたむのに5~10分、約40枚まで入れると最大で6時間もかかってしまう上に、価格は185万円から。いろいろな意味で完成してもまだまだな感じはしますが、なんとか完成までこぎ着けてほしいですね。

奈津子:ランドロイドは最近になって「つるつるですべりやすい衣類」と「ごわごわの衣類」が苦手であることが判明したそうです。

安蔵:ユニクロの「ヒートテック」のようなつるつるのインナーなども苦手だそうですね。シルクは元々ダメだと分かっていたけど、高級生地なのでNGにしても問題はありませんでした。でもヒートテックなどがNGになるとちょっと商品としてはまずいですよね。

▲「発表会場にはランドロイドの模型も展示されていました」

奈津子:本体の中ではアームが空中で衣服をたたんでいるので、つるつるの素材はすべって落ちてしまうそうです。つるつるのインナーもごわごわのデニムも、実際にわたしはたくさん持っているので、この問題は乗り越えてほしいです。

安蔵:大手メーカーの技術者が多数セブン・ドリーマーズに転職して開発に当たっているとのことなので、しばらく様子見といったところですね。

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