もう入らないとは言わせない!パッキングの奥義&便利グッズ7選【旅の便利道具】

■スタイリスト宇田川流、パッキングの奥義!

奥義1:衣類は用途・種類ごとにポーチに小分けすべし!

スーツケースに荷物を入れる場合はポーチに小分けするのが基本です。部屋着や下着といった種類や用途別に収納すると使いやすい!

奥義2:シワが気になる服はシャツホルダーに収納すべし

シャツやスラックスなどデリケートな服は、普通のトラベルポーチではなく、芯材の入った衣装ケースやシャツホルダーを使うと◎です。

奥義3:ランドリー袋にもこだわるべし!

意外とかさばるのが洗濯物。コンビニ袋ではなく、ランドリー専用ポーチを用意しておいて、脱いだ後もちゃんと畳んで収納すればOK!

奥義4:パッカブルアイテムを活用すべし!

コンパクトになるパッカブルアイテムなら、省スペースでパッキングできます。荷物を減らしたい人は、ぜひ取り入れてほしいですね!

奥義5:洗面用品はフック付きケースにまとめるべし!

洗面用品はひとつのポーチにまとめておくと便利。さらにフック付きであれば、バスルームに掛けるだけですぐに使えるのでお勧めです。

■各種ポーチを活用し、隙間なく詰めるのがパッキングのコツ

重い荷物は下に、前後の荷室に均等に詰めるのは基本の “キ” 。そのほかパッキングが苦手な人は、ポーチ類を活用していないことが多いんです。スーツケースに荷物を入れる場合は、すべてポーチに入れるのが鉄則。用途に合わせてさまざまなポーチがあるので積極的に取り入れたいですね。ポーチを使うと隙間なくパッキングできる点も◎。スペースを有効活用でき、荷物のダメージも減らせます。

<宇田川流・収納の裏技>

■Tシャツは丸めて収納する!

Tシャツは丸めておくとシワになりにくく、コンパクトに収納できます。“ミリタリーロ ール” なんて巻き方もあるので、覚えておくといいかもしれません。

■書類用のクリアケースを活用!

“100均” などにも売っている書類用クリアケースは、荷物を保護できる万能アイテムです! 僕は中に突っ張り棒を入れてネクタイケースとして使うことも。

 

<旅の荷造りを助ける便利グッズ>

■ワンアクションで開けられる、サイズ豊富なトラベルポーチ

ポーター
「ポーター スナックパック」(3348円~5940円)

衣類にあわせてサイズが選べるトラベルポーチシリーズ。前面がメッシュなので中身を確認しやすく、また空気が外に逃げるのでスムーズにパッキングできるようになっている。

▲お菓子袋を開ける動作で、ワンアクションでポーチが開くユニークな設計

■風呂敷のように簡単に、服をシワなく包めるシャツホルダー

イーグルクリーク
「パックイットフォルダーS」(2376円)

シワにしたくないシャツなどを、風呂敷のようにコンパクトに収納可能。シャツ3枚とパンツ1枚程度を収納できる。通常の衣類ポーチとは別に用意しておきたい。サイズはW35×H23cm。

▲プレート付きなのでシワがつきにくい。旅行はもちろん出張時にも活躍するアイテムだ

■洗濯ネットにもなる衣類ケース、帰宅後はそのまま洗濯機へ!

無印良品
「そのまま洗える衣類ケース」(1490円)

洗濯ネットの素材で作られたメッシュ仕立ての衣類ケース。往路では着替えを入れ、復路では洗濯物を入れておけば、帰宅後そのまま洗濯機に投入できて楽チン!
サイズは約W40×H26×D6.5cm。

▲コンパクトにまとまるので荷物にならない。ランドリー袋として割り切って使うのも断然アリ!

■コンパクトに収納できるパッカブル仕様のデイパック

グレゴリー
「マルチデイLT」(9720円)

インナーポケットに折り畳んで収納できるパッカブル仕様。お土産が増えたとき、夕食・散策に出かける際のバッグとして重宝する。コンパクトにまとまるのでパッキングしやすい。

▲H46×W30.5×D14.5cmのデイパックが手の平サイズに。スーツケースに難なく収納できて便利!

■大容量&使いやすいフック付きオーガナイザー

ミレスト
「バスルームオーガナイザー」(3024円)

フックを引っ掛けるだけで、ホテルのバスルームが自宅さながらの使いやすい洗面所に早変わり! スプレーを立てたまま収納でき、小物を入れておけるメッシュポケットも備える。

▲ファスナーを開いて付属のフックを引き出せば、取っ手や壁に吊るして使うことができる。自宅に設置するのも◎

<まだまだある!パッキングに効く便利グッズ>

■スーツケースに最適化されたトラベルポーチが付属!

ブリーフィング
「H-52 SILVER」(7万200円)

ブリーフィング20周年を記念して開発されたスーツケースは、トラベルポーチがセットになっている。ポーチはスーツケースにぴったり収まる設計なので、わざわざ買い足す必要がない。

■スケールで重さを計測し重量オーバーを回避

ドリテック
「LS-104 荷物用はかり」(1280円)

いくら荷物をきれいにパッキングできても、手荷物預け入れの重量をオーバ ーしては意味がない。荷造りの最後に、ラゲージスケールを使ってカバンの重さを確認しておきたい。

 

●宇田川雄一さん
GoodsPress本誌を始め数々のモノ誌・ファッション誌で活躍。All aboutのスーツガイドも務める。職業柄、大量の衣装を持ち運ぶことが多く、パッキング術に長けている。

本記事の内容はGoodsPress5月号44-45ページに掲載されています

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(構成・文/津田昌宏 写真/野町修平(APT) スタイリング/宇田川 雄一)

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