この春のカーナビ大本命!9インチモデル5選【カー用品欲しいモノ大全】

■見やすさはもちろん操作性も大きく向上する!

ここ数年、トヨタ新型車のカーナビスペースは従来の200mmワイドサイズから、トヨタ純正9型ナビサイズへと拡大。これに合わせてトヨタ純正9型ナビと同じサイズを持つ市販モデルが各社から続々とリリースされている。

また、国産車350車種以上に装着できる優れた汎用性を持つ9型大画面ナビ「ストラーダFシリーズ」も高い人気を誇っている。2DINサイズや200mmワイドサイズなど一般的なカ ーナビに搭載されている7型画面に比べ、9型画面は約1.7倍の面積を持つ。

そのため地図上の文字やアイコンが格段に見やすく、走行中でも素早く情報が読み取れるようになる。AVソースについても迫力のある映像が楽しめるようになる。後付けでモニターを追加しなくても後席から十分に見られる大きさだ。

また、タッチパネルの操作性が向上する点も見逃せない。画面に表示するアイコンのサイズも拡大されるので押し間違いがなくなるわけだ。大画面化はユーザーにとってメリットばかり。今春は9型ナビにぜひ注目してほしい。

▼見やすい角度に画面が振り向き、ブルーレイが車内で鑑賞できる

パナソニック
「ストラーダ CN-F1XVD」(実勢価格:18万円前後)

独自のDYNABIGスイングディスプレイを搭載し、2DINサイズながら9型大画面を実現。国産車350車種以上に美しく装着ができ、左右スイングをはじめとした多くの調整機能も備えている。

▲高画質、長時間再生が行えるブル ーレイディスクに対応しているのはストラーダの上級機だけ。映画やライブビデオを存分に楽しめる

安全・安心運転サポート機能では、ゾーン30エリアを地図上に表示するとともに制限速度の超過を知らせたり、逆走を検知したりして警告する。ブルーレイディスクの再生やハイレゾ音源対応などエンタメ面も充実している。

▲光ビーコン対応 ETC2.0 車載器「CY-ET2500VD」(別売り)を接続すると信号情報活用運転支援システムが利用できる。直近の信号を通過できるかどうかを知らせたり、信号が赤から青に変わるまでの時間を知らせる

▲住宅街や学校の近くに設定されている、ゾーン30エリアをわかりやすく地図上に表示。制限速度の30km/hを超えて走行を続けると表示と音で注意を促す

▲都市間高速道路では逆走の検知をして警告を行ったり、サービスエリア/パーキングエリアの休憩後に注意喚起を促す。大事故を未然に防ぐ効果が期待できる

▲VICS WIDEによる詳細な渋滞情報を利用した渋滞回避ルート探索も行う。案内中に新情報を取得すると新旧ルートの比較画面を表示してルート変更を提案する

▲都市部の主要な交差点(写真)や都市高速の入口、高速道路の分岐などではイラストによる案内を展開。進むべき方向や走行車線をひと目で確認できる

 

▼「スマートループ」や「VICS WIDE」にも対応

カロッツェリア
「楽ナビ AVIC-RQ902」(実勢価格:13万円前後)

ディスプレイパネルにはWXGA仕様を搭載。一般的なカーナビのWVGA仕様に比べ、約2.4倍も高精細。地図上の文字やアイコンのシャープさはワンランク上だ。通信モジュールやスマホを介してカロッツェリアだけのスマートループ情報が取得可能。

全国約70万kmの道路をカバーする渋滞情報のほか駐車場満空情報やガソリンの最新価格情報を取得できる。詳細な天気予報が見られるのも便利。

▲視認性に優れた地図デザインを採用し、必要な情報が素早く読み取れる。VICSの約10倍という約70万kmをカバーするスマートループ渋滞情報も表示

▲市街地図表示は建物の形状や道路の幅なども確認できるほど詳細。一方通行なども表示されており、道路地図としての能力もきわめて高い

▲音質や音場をユーザー好みにコントロ ールできる。カンタンベース設定は「迫力アップ」、「音声クッキリ」などニーズに合わせた調整が素早く行える

▲目的地を設定すると条件が異なる6つのルートを探索する。通信でVICS渋滞情報を取得していれば、高精度な渋滞回避ルート探索が可能になる

 

▼高画質・高音質・高速レスポンスを徹底!

ケンウッド
「彩速ナビ MDV-M906HDL」(実勢価格:15万1200円前後)

シリーズ初のHDディスプレイ搭載機で、圧倒的な解像度により地図もAVソースもなめらかで美しい映像を実現。しかも業界トップを誇る操作レスポンスを備え、ストレスのないスピーディなスケール切り替えやスクロールが行える。

また、新開発のオーガニックGUIは地図画面上に走行情報や安全サポート情報、再生中のAVソースなどを表示し、ドライバーに必要な情報を一目で確認できる。

▲スマホで慣れたフリック入力にも対応。画面サイズが大きいためタッチパネル操作も容易だ。レスポンスにも優れているので操作が快適に行える

▲ハイレゾ音源(192kHz / 24bit)の再生に対応するうえ、Blutoothも高音質で楽しめる。圧縮音源を高音質化する「K2テクノロジー」も搭載

▲ドライバーを迷わせない親切なルートガイドを備えている。さまざまな先進技術の投入により、自車位置測位精度も大幅に高められている

▲フリック、ドラッグ、ピンチイン/ピンチアウトなどスマホ同様のタッチ操作が可能。上下左右170度のワイドな視野角だ

 

▼ハイレゾ音源や人気のメディアも美しく再生

クラリオン
「NXV987D」(実勢価格:17万8000円前後)

▲スマホとの連携も充実しており、Googleの技術を利用したボイスコントロール機能も搭載。安全にナビ操作ができる

高精細な9型HDディスプレイを搭載し、地図、AVソース、ツール、アプリの4種類の画面を同時に表示。しかも表示場所をドラッグ操作で自由に入れ替えられる。また、スマホと案内ルートを共有できるDoor to Doorナビゲーションや、車載用フルデジタルサウンドシステムとのデジタル接続機能も搭載する。

 

▼車種ごとの音響特性に合わせてサウンドチューニング

アルパイン
「ビッグX X9Z」(実勢価格:23万3000円前後)

▲車種専用に機能をセッティング済み。写真はエスティマで、ハリアーやカムリなど人気車を中心にラインアップ

アルパインのカーナビは全モデルが車種専用設計で、音響チューニングやバックカメラガイド線、オープニング画面などが装着車に合わせられている。また、音声で切り替え操作ができるカメラシステムや、高画質&大画面の後席モニターなど拡張ユニットが充実している点も見逃せない。

>> 【特集】カー用品欲しいモノ大全

本記事の内容はCarGoodsPress88号16-17ページに掲載されています

 


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(文/CGP編集部)

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