電子ミラーと前後記録可能ドラレコが夢のコラボ -PIXYDA【最新ドラレコ ガチ診断⑤】

■電子ミラー+前後記録可能なドラレコが夢のコラボ!

PIXYDA
「スマートレコーディングミラー PDR770SM」(実勢価格:2万9000円前後)

カー用品でおなじみのセイワが展開するPIXYDAの最新モデル。前後撮影できる高機能ドライブレコーダーと電子ミラーが同時に手に入る。

【SPEC DATE】
●液晶サイズ:9.8インチインチ
●microSD:16GB付属
●フレームレート:(前)27.5fps(後)25.0fps
●画角:(前)水平115度、垂直60.5度(後)水平120度、垂直65度
●駐車時記録:◯(※別売りオプションが必要)
●GPS:◯
●画像補正:なし

【総合評価】
画質:★★★★
画角:★★★★
操作性:★★★★★
設置性:★★★★★
多機能性:★★★★

▲上下左右に35度ずつ調整可能な、可動式レンズを採用している

▲鏡面部分はタッチパネル操作ができる。前後画面の切り替えや各種の設定など、さまざまな操作が直感的にできて便利だ

 

【Check!】

[昼]フロント

[昼]リヤ

フロントはクラストップレベルの鮮明さだが、カメラ位置が動かせないために不要なものが映りやすい。

[夜]フロント

[夜]リヤ

昼の映像と同様にフロントは抜群に高画質で発色もいい。リヤの画像も必要十分な画質を保てている。

【Point】

1. 普段は電子ミラーとして活躍。違和感がなく、とても見やすい。純正ミラーよりも表示はワイドだ。

2. 設定操作時は全面アイコンが並ぶ。使い勝手がとてもよく、操作レスポンスも良好だ。

3. 切り替えスイッチで通常ミラーにもなる。夜、後方からの眩しさを低減する240mmブルー鏡を採用

 

■死角のない映像を表示する電子ミラー

ルームミラー型の本体にリヤカメラを付属した2カメラ型。鏡面は、電源オフでは通常のミラーのようだが、電源が入るとリヤカメラの映像(純正ミラーの約1.5~1.8倍のワイド視野)を全面に映し出す電子ミラーに。

フロント用のカメラは吊り下がるような形で設置できるため、純正ミラーとの干渉もない。装着した姿は市販のワイドミラーと同様。リヤカメラはカーナビ用バックカメラのような形状で、リヤウインドウの内側にもナンバープレートガーニッシュ付近にも取り付け可能だ。

本体カメラは200万画素でフルHD画質、リヤカメラは120万画素でQVGA画質による記録が行える。GPS(付属)やGセンサーによって、位置情報や車両の挙動なども記録できる。鏡面はタッチパネル機能を搭載しており、設定操作はとてもしやすい。電子ミラーとして利用する場合も、画質は十分で見やすい。

 

>> 最新ドラレコ ガチ診断

本記事の内容はCarGoodsPress88号56ページに掲載されています

 


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(レポート/浜先秀影 撮影/澤田和久)

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