カメラ追加で前後同時録画が可能に -カロッツェリア【最新ドラレコ ガチ診断⑦】

■オプションで偏光レンズも装着可能

カロッツェリア
「VREC-DH700」(実勢価格:2万3000円前後)

カロッツェリアのドラレコは幅広いラインアップを持つが、その中でも最上級モデルに位置づけられる。業界トップレベルのハイスペックを達成。

【SPEC DATE】
●液晶サイズ:2.4インチ
●microSD:16GB付属
●フレームレート:27.5fps
●画角:(前)水平110度、垂直56度、対角132度(後)水平129度、垂直105度
●駐車時記録:◯
●GPS:◯
●画像補正:WDR

【総合評価】
画質:★★★★
画角:★★★★★
操作性:★★★★★
設置性:★★★★
多機能性:★★★★

▲やや大振りなサイズだが、そのぶん画面が見やすく操作もしやすい

▲バックカメラユニット「ND-BC8II」(別売り)カーナビ用のバックカメラユニットを接続すれば車両前後の状況を同時録画。分配器の使用でカーナビと共用も可能

▲偏光フィルター「AD-PLF1」(別売り)オプションの偏光フィルターを装着すればガラスの映り込みを防いで、一段とクリアな映像が記録できる

 

【Check!】

[昼]フロント

[昼]リヤ

3M画質らしい鮮明な映像を実現。後方の映像は接続したカメラの性能によって画質が変化する。

[夜]フロント

[夜]リヤ

非常に高感度でヘッドライトが当たらない場所もよく見える。ビュアーの情報量の多さもウレシイ。

【Point】

1. 危険挙動録画機能は、急加速や急減速、急ハンドル、速度超過を検知すると映像を自動で録画する。

2. 駐車監視機能を搭載。衝撃や動体を検知した時点から前20秒/後10秒の映像を自動的に記録する。

3. RCA端子を搭載していればバックカメラに限らず接続でき、同時録画が可能(駐車監視を除く)。

 

■急加速、急減速、急ハンドルを検知すると警告してくれる

このモデルの自慢はなんといっても高画質でフルHD(1920×1080)を超える3M(2304×1296)を実現していること。周囲の車両のナンバープレートや特徴を確実に記録でき、明暗差を自動補正するWDR機能も搭載している。写真を見てのとおり、映像クオリティが高く、旅先の風景を記録するためにも使える。

その上、バックカメラなど接続したカメラの映像を同時に記録(カーナビ用と共用する場合は映像出力用RCA分配器を使用)でき、後続車のあおり運転や追突なども記録できる。

また本体内には500mAhの大容量バッテリーを内蔵し、駐車中にボディへの衝撃を受けたり、車両周辺の動体を捉えたりすると駐車監視機能が自動的に作動。監視カメラとしても活躍する。

さらに危険挙動記録機能を備え、急加速、急減速、急ハンドル、速度超過を検知すると警告音を発し、検知前後の映像を自動的に保存するのも便利だ。

 

>> 最新ドラレコ ガチ診断

本記事の内容はCarGoodsPress88号60ページに掲載されています

 


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(レポート/浜先秀影 撮影/澤田和久)

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