全プロダクト総決算!&GPで見つけた「2019ヘンなものGRAND PRIX」開催

■使い道を絞り込むにも程ってものがあるでしょ!?「超ニッチ部門」

続いては「超ニッチ部門」。とあるひとつの目的を忠実にこなすために作られたアイテムの中から、特にドマイナーなジャンルのニッチなアイテムをピックアップしました。まあ想像通り、一筋縄ではいかないモノばかりですよ。

 

第3位:「高感度指サック」/上海問屋

選考理由:「これを使うようになったら確かに“ガチ勢”と呼ばれそう」(ライターK)

指サックは本来、紙などの数え飛ばし防止や指先の保護が目的で装着するものですが、こちらの「高感度指サック」はスマホゲームをプレイする際に、画面へのタッチ感度を上げてくれるのが特徴。指先のコンディションに関係なく、フリックやスワイプなどのアクションが捗ります。こういうものができるということは、それなり以上にニーズがあるという証拠。価格は税込220円(発売時216円)なので気軽に買えますね。

“スマホゲー”ガチ勢なら指サックしてでも快適な操作感を求めるべし!

第2位:「耐切創手袋」/ショーワグローブ

選考理由:「優れた特性が日常生活で活かすことができない、というニッチさよ」(編集部員N)

金属加工業や土木作業、石油関連素材を扱う人など、その道のプロが使う「耐切創手袋」がランクイン。指先を完全に防護する仕様に加え、ゴム生地ならではの抜群のフィット感、さらに着脱がスムーズに行えるのがポイントです。優れた特性を備えていますが、どう考えても日常生活では真価を発揮できないというニッチぶりは、プロ仕様と思えばある意味当然ともいえますよね。

まさにプロ仕様!刃に強い耐切創ゴム手袋が着脱しやすいって画期的!

 

第1位:「0系新幹線ブレーキハンドル型ボトルキャップオープナー」/京都鉄道博物館

選考理由:「マニア向けアイテムながら、意外と使える二面性が◎」(編集部員M)

鉄道関連のアイテムは基本的にニッチでマニアックなものになりますが、この「0系新幹線(以下略)」は京都鉄道博物館に行かないと購入できない、なおかつ使用目的が「ペットボトルのフタを開けるだけ」。限定という言葉を極限にまで研ぎ澄ましながら、アイテム自体はそれほど大したものでもない点が、スタッフから高い評価を獲得しました。炭酸系のペットボトルを開ける際、電車を動かす時と同様に「プシューッ」という音を運転手気分で楽しめる他、軽い力で開栓できるために握力の弱いお年寄りの方にも好評なんだそうです。

0系新幹線ブレーキハンドルでペットボトルを開栓してみる?

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