知っておきたいPORTERの傑作ビジネスバッグ13選 【鞄/靴/小物 ワークスタイル新定義】

■コレ、オレの相棒

PORTER/αGEL GRIP
「2WAY BRIEFCASE」(10万4500円)

営業マンとして連日アクティブに動き回る株式会社𠮷田の営業部、西村祐晟さんは、衝撃吸収性に優れた“αGEL”をハンドルなどに内蔵した人気シリーズを愛用中。

「最近ではビジネスシーンにおいてもカジュアル化が進んでいますが、私は担当先に百貨店もあるため、相応の身嗜みが求められます。加えてカタログやPCを筆頭に、大量の荷物も持ち運ばなければならない。デザインと実用性、どちらも犠牲にしたくなかった中、響いたのがこのブリーフだったんです」

実際に使ってみると、その心地よさに大満足だそうで「手前味噌ですが、やはり一般的なブリーフよりも断然持ちやすい。1日持ち歩いても以前より疲れが軽減されているように感じます。スーツにもなじむし、本当に重宝していますね」

▲多層構造に加えメイン収納部はマチ付きのため中の荷物が取り出しやすい

▲フロントポケットにはペットボトルや折り畳み傘、ガジェット類もスッポリ

株式会社𠮷田 営業部 西村祐晟さん
2018年の入社前からポーター好きで、現職についてからもしばらくはタンカーのヘルメットバッグを愛用。タイドアップスタイルとのシンクロ率を考慮して本作を購入

 

 

■ポーターは60年、ずっとワーク・ライフ・バランスだった

鞄メーカーの𠮷田が1962年に立ち上げた自社ブランドが「PORTER」。90年代のバブル期まで、国内市場では海外のライセンスブランドが隆盛を極めるなか、国産鞄にこだわり続けてきた。それもこれも、すべては使い手のワーク・ライフ・バランスを調和し得る製品を作るため。代表作で簡単にその軌跡をおさらいしたい。

【1962】PORTERブランド誕生

▲展示会の様子(1963年)

 

【1968】BARON発表

▲野球グローブに着想を得た肉厚革を用いた、現存する最古のシリーズ

 

【1983】TANKER発表

▲発表時の展示会の様子

 

【1995】UNION発表

▲ワークウエアや工具用腰袋をモチーフにした前ポケがアイコン

 

【2002】PORTER SMOKY発表

▲ジンバブエコットン糸×コーデュラナイロン糸のハイブリッド生地

>> 特集【鞄/靴/小物 ワークスタイル新定義】

※2022年9月6日発売「GoodsPress」10月号70-75ページの記事をもとに構成しています

<取材・文/黒澤正人 写真/高瀬博、逢坂聡(P71)>

 

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