オフ系カスタムのトレンドは未開の荒野を駆け抜ける「オーバーランダー」【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】

<NEXT HIT>&<BEST BUY>

■スマートさと無骨さ を併せ持ったデザインが魅力<ハイラックスベース>

アクセルオート
「GUN125 ハイラックスカスタム BRODY」

一見するとオーバーランダーっぽくないですが、これにルーフトップテントを付けると結構カッコよく仕上がると思います(高橋さん)

▲「AXELL AX66ホイール」(4本セット:24万2000円)

▲「角目4灯フェイスチェンジキット」(165万円~)※パーツ代、塗装代、工賃込

▲「キャノピー」(38万7200円)

▲「パラレルモーションステップ」(20万5700円)

現行のハイラックスをレトロアメリカン風にカスタム。フロントライトを角目4灯にしているのが特徴的だ。また、一見、ノーマルのままに見えるフェンダーやボンネットなどもFRP成形されたパーツに変更して構成。微妙なライン作りで雰囲気を出している。車高も上げて、いかにもアメリカ大陸の砂漠地帯を一気に走り抜けられるようなスタイルだ。車体色もやはりアメリカ的だが、実はトヨタのシエンタと同じ、グレイッシュブルー。車種が変わるだけでこれだけ印象が違ってくる。

 

<BEST BUY>

■鋭い力強さを感じるカスタムで街中でも映える<ハイラックスベース>

EXZZE-LINE
「エクシズルライン トヨタ ハイラックス」「ランバーハード シェルテント」(74万3600円)
「サイドステッパー 2P」(8万2500円)
「DENALIホイール」(24万2000円)
「フロントフェイスキット」(20万3500円)
「ラギットケース」(6万7100円)

旧車っぽくオーバーランドにするノスタルジー感ではなく、今っぽさがあって自然の中だけでなく都市部にも似合うと思います(高橋さん)

2023年に制作されたモデル。フロントフェイスをカスタムし、ルーフトップテントにオーニング、無骨なラギットケースにライト類、車高アップなど“これぞオーバーランダー”という風に仕上げられている。エクステリアの装備だけで、これだけカッコ良くなってくる。本格的にカスタムするなら、このデモカーのようにサスペンションも変えて、足回りまでしっかり組み上げよう。

 

<NEXT HIT>

■オーナーの希望を叶えるカスタムをしてくれる<ハイエースベース>

セドナ
「Type III」(既製完成車価格:オープン/実勢価格:539万円~)

RHINO-RACK
「アルミラダー」

ARB
「シンプソンⅢ ルーフトップ テント」
「オーニング アルミケース」

スタイルにこだわった車中泊仕様。オーバーランド感を出しているのはもちろん、見せるインテリアがかなりカッコいいです(高橋さん)

ハイエースにルーフトップテントを取り付けて、オーバーランダーを演出。後部の広さも活かせるので、大人数で車中泊が可能になる。完成車を購入することもできるが、要望に応じて、新車から内装をカスタムしていくことも可能。ただし、部分的な持ち込み架装は行っていない。

▲天然木の無垢材と鉄を使った内装で、木の温もりや香り、経年劣化を楽しめる

 

<NEXT HIT>

■デリカD:5が持つ個性を活かしたスタイルを発揮<デリカD:5ベース>

ロードハウス
「KADDIS XTREME DELICA D:5」(コンプリート実勢価格:850~900万円〜/カスタムのみ実勢価格:80~400万円前後)

KADDIS
「エアロ ボンネット」(8万5800円)
「ルーフキャリア」(2万4200円)
「フロントライトバー」※開発中

ARB
「オーニング アルミケース」(10万2300円)

IPF
「900XLS」(6万9080円)

元々オフロード走行を前提としたDELICA D:5をさらにカスタム。ベース車のどちらかというと、厳つさが際立つフェイス周りにシャープな印象を加えてドレスアップ。オーニングやルーフラックなどを装備させているが、普段使いの街乗りから、そのまま自然の中へと走り出していけそうだ。

【次ページ】軽自動車をオーバーランダー化

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