ピカピカとボロボロ、2台のチンクエチェントが完成!【達人のプラモ術<フィアット500F>】

■エンゾ仕様の製作。インテリアにもウエザリングを施す

ドアパネルの塗り直しをドライブースで乾燥させつつ、インテリアにもウエザリングを施していきます。車体同様にスミ入れ塗料のブラック、ブラウン、ライトグレーの3色を使い、フロア、ダッシュボード、シートに使い込んだ感じを再現しています。

▲エンゾはフリーダイビングのダイバー。「濡れたウエットスーツとかを無造作にシートに置いてしまうので、シミだらけになってしまった」というイメージでリアシートを塗装していく

▲リアシートのウエザリング

▲汚しが完了したインテリア。ドア内側フレーム部分も、左は赤、右はレーシングホワイトに塗り分けてある

▲完成後は見えなくなるが、車体裏側のシャシーも錆た感じを再現

▲ホイールキャップが外れているリアタイヤを、プラ材を使ってそれらしく自作してみた。タイヤを含めてサンイエロー系カラーでホコリまみれた感じを再現

▲ウインドウ部分は、エアブラシでダークアースを軽く吹き付け、溶剤を浸した綿棒で拭き取ることでリアルな汚れを再現できる。特にフロントガラスはワイパーの動く範囲をイメージしながら汚れを拭き取るように仕上げる

▲エンゾのチンクはバックミラーが四角で、左側のみ。なおかつサビまみれで取れかかっているような角度でぶら下がっている(キットのミラーは円型なのでプラ板で自作)

 

■ファイアット500F 映画『グラン・ブルー』イタリア人フリーダイバー エンゾ・モリナーリ仕様の完成!

 

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