格安SIMへの乗り換え前に知っておきたい5つの落とし穴

大手キャリアのスマホは、海外渡航時に国際ローミングサービスを利用できます。渡航先によっては、定額制でデータ通信を利用でき、国内通話料よりは割高になりますが電話も利用できます。

格安SIMの場合、音声通話SIMの多くは、電話の国際ローミングは利用できます。日本の電話番号のままで着信でき、渡航先からも電話を発信できます。ただし、データ通信のローミングには対応していません。

格安SIMは、そもそも自由にSIMを差し替えられることがメリット。海外に出かけたときは、現地で購入したプリペイド式のSIMも使えます。国・地域にもよりますが、大手キャリアの国際ローミングを利用するよりも圧倒的に安い料金でデータ通信や音声通話ができます。しかし日本向けのスマホの多くは、SIMは1枚しか装着できません。海外のSIMに差し替えると、日本からの電話は受けられなくなってしまいます。

最近は、「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」という2枚のSIMを差して、その両方で電話の待ち受けができるスマホも増えてきました。

デュアルSIMデュアルスタンバイに対応したASUSのZenFone 3。

デュアルSIMデュアルスタンバイに対応したASUSのZenFone 3。

海外出張・旅行が多い人は、DSDS対応のスマホを持っていると便利です。しかし、海外でのSIMの利用は、予期せぬトラブルに遭遇することもあります。初期設定がうまくいかなったり、認証用に届いた外国語のSMSの意味がわからなかったり、容量が足りなくなった後のチャージができなかったり……。日本でも初めて格安SIMを使う場合には、さまざまな疑問が生じますが、言葉が通じにくい海外では、なおさら疑問が増えることを肝に銘じておくべきでしょう。

 

【注意4】キャリアメールを使えなくなる

当たり前のことですが、格安SIMに乗り換えると、@docomo.ne.jp や @ezweb.ne.jpなどのキャリアメールは使えなくなります。スマホでは、家族や友達との連絡手段として「LINE」が普及しているので、さほど不便を感じることはないはずです。これまでキャリアメールでやり取りしていた人には「Gmailで送ればいいじゃん」と思うかもしれません。

しかし、ガラケーの利用者の多くは、迷惑メールフィルターを設定して、キャリアメール以外のメールの受信を拒否しています。しかも、受信が拒否されたことは、送信者にはわかりません。「メールを送ったはずなのに……」というトラブルが生じないように注意が必要です。対処法としては、相手のメールフィルターの設定を変えてもらうか、電話番号宛てに送るSMSを利用するかのどちらかでしょう。

 

【注意5】LINEのID検索ができなくなる

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