【スーツの基礎知識】初心者でもわかるネクタイの結び方<動画付き>

■ネクタイの長さはベルトに少しかかるくらいが◎

ネクタイの長さも重要です。ネクタイは大剣の先がベルトに少しかかるくらいがベスト。長くてもベルトの中央まで。長すぎても短すぎてもNGです。

とはいえネクタイを結び慣れていない人にとっては、これがなかなか難しいもの。長さを整えるコツは、とにかく大剣の長さをベストな位置に合わせることです。そうすると、ネクタイの小剣(短いほう)が大剣よりも長くなってしまうという人もいるはず。でも安心してください。そんな場合は、小剣を折り返して、裏の小剣通しに挿せばいいだけ。タイピンを使えばもっと簡単。とにかく大剣の位置が大切なんです。

▼こんな状態はNG

▲ベルトが完全に隠れるほど長い

▲下からシャツが見えるくらい短いのも御法度

 

■ディンプルの位置にも注意!

この写真、実はマナー違反だらけ。ネクタイが曲がっているなんてもってのほかですが、ディンプルがネクタイの中央に作れていないのもNGです。また、ネクタイは上までしっかり締めることも大事。ゆるいとだらしない印象になるので注意してください。

 

■ネクタイはラペルと同じ幅を選ぶ

ネクタイは色・柄のほか、幅もさまざまあります。現在は幅の狭いナロータイプも人気がありますが、基本的にはジャケットのラペル(下襟)と幅を合わせるのがルールです。ネクタイの幅とラペルの幅がそろっているとバランスよく見えるので、ビジネスマナーに則った品行方正なスーツスタイルを実現できます。

(取材・撮影協力/ニューヨーカー

 


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(取材・文/津田昌宏 写真/伊藤恵一)

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