サイズってインチじゃないの?スポーツ自転車を始める前に知っておきたい超基本

サイズは「S、M、L」で表記されているもの、「490mm、510mm、530mm」など長さで表記されているものなど、自転車メーカーによって違います。

ではその“サイズ”は自転車のどの部分の長さを指しているのでしょうか? 多くの場合はシートチューブの長さを自転車のサイズとして表記しています。

一般的にはボトムブラケット(以下BB)の中心からシートチューブの上端までをシートチューブ長として表記しています。

ただしフレームには「ホリゾンタル」「スローピング」という2種類の形状があり、単純に数値だけを参考にすると全く違うサイズになってしまう可能性があります。

▲トップチューブがスロープのように傾斜しているフレームのこと。トップチューブの実寸値が短くなるため注意が必要。実寸値かホリゾンタル換算数値か、サイズを確認すること

▲ホリンゾンタルとは水平の意味。トップチューブが地面と水平なフレームのこと。トップチューブ長は実寸と同じと考えてよい。

 

ここまで説明すると「うわっ大変!」と思われるかもしれませんが、一度自分のサイズが分かってしまえば、戸惑うこともありませんし、自転車ショップに「◯◯サイズありますか?」と問い合わせることもできます。最近はそれぞれに適正身長が表記されていることも多いのでご安心を。

▲サイズ幅の例

たとえば適正身長が150~160cmだった場合、真ん中の155cmくらいがベストだと言えます。その両端だった場合は、ステムの高さを変えたり、違う長さのステムに変更したりすることでポジションを調整します。

このポジションですが、プロライダーでも悩むほど、かなり微妙な調整が必要なものです。プロであってもオフ明けで筋肉が落ちているとき、乗り込んで体ができてきたときと、ポジションが微妙に違うといいます。

▲自転車のフレームとハンドルをつなぐパーツ、ステム。1cm刻みのサイズ(長さ)で用意されているので、変更すればポジションの調整が可能になります

ある程度のサイズは適正身長で合わせられますが、初心者ライダーがいきなり自分のぴったりのポジションを見つけるのはかなりハードルが高いと思われます。初心者の場合は、完成車といわれるパーツが全部ついた自転車を購入することが多いと思いますので、最初は自転車ショップである程度のポジションに合わせるところまで見てもらうのがベストです。

サイズの合わない自転車に乗るのは苦痛です。ネットで自転車を購入するのは、かなり自転車に詳しくなってからの方が失敗はないと思います。

 


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(取材・文/今 雄飛)

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