STIスポーツも近日登場!恒例の“年次改良”でBRZとインプレッサの魅力向上

FR(フロントエンジン/リアドライブ)レイアウトと、SUBARUのアイコンでもある水平対向エンジンとを組み合わせた超低重心パッケージングにより、絶対的な速さよりも“操る愉しさと悦び”にフォーカスしたBRZ。今回の改良では、車体前後のパーツに補強を追加することでボディ剛性の向上を図り、これまで以上に、ドライバーが意図したとおりにクルマを操れるようにしています。

また、リモコンキー・アクセスキーに連動し、ヘッドライトやテールライトが点灯する“ウェルカムライティング”の機能や、方向指示レバーにワンタッチするとターンランプとメーター内の表示が3回点灯する“方向指示器ワンタッチ機能”も追加。BRZの特徴である走りの愉しさだけでなく、日常の利便性にも配慮した改良を行ってきた辺りに、ユーザーを重視するSUBARUの開発姿勢が感じられます。

ちなみにBRZのWebサイトでは、東京オートサロン2017に参考出品された「BRZ STIスポーツ」の登場がすでに予告されています。クルマ好きは、BRZの今秋の動きには要チェックといえるでしょう。

一方、スバルの次世代プラットフォーム“SGP(スバルグローバルプラットフォーム)”の採用や、国産車初となる歩行者保護エアバッグなどを搭載するインプレッサは、その安全性能をさらに強化。夜間走行時における“アイサイト”の歩行者認識性能をさらに向上させたほか、後退時にも作動する自動ブレーキシステムが追加されました。

さらに、オプションで用意する“アイサイトセイフティプラス”にサイドビューモニター機能を追加することで、車線変更時などの安心感をさらに向上させています。現行インプレッサの登場は、2016年10月。1年も経たずに総合安全性能をさらに充実させる改良が施されたことからも、SUBARUがインプレッサを重要視していることが実感できます。

SUBARUの看板ともいうべき2モデルが、それぞれの魅力をさらに高めるべくブラッシュアップされた今回の年次改良。ユーザーにとっては、BRZとインプレッサを選ぶ理由が、さらに増えたといえそうです。

(文/増谷茂樹)


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