HTCが握って操作する「HTC U11」のSIMフリー版発売を決定!

◼︎「HTC U11 life」は、日本では「Android One X2」として発売

HTCの最新モデルのひとつ「HTC U11 life」は、auとソフトバンクから発売されている「HTC U11」の派生モデルで、ワイモバイルから「Android One X2」というモデル名で発売されます。

▲「Android One X2」というモデル名で12月7日発売予定

▲カラバリはサファイアブルーとアイスホワイト

HTC U11が5.5インチのクアッドHD(2560×1440ドット)ディスプレイを搭載していたのに対し、HTC U11 lifeは5.2インチのフルHD(1920×1080ドット)を搭載し、コンパクトで持ちやすいサイズ感が魅力。HTC U11はガラスを用いた美しいデザインが注目を集めましたが、HTC U11 lifeでは、ガラスではないもののアクリルを用いて、見る角度によって色味が変わるパネルを採用し、リッチな質感を継承しています。

また、HTCならではの、本体を握って操作する「エッジセンス」にも対応。握るだけで、よく使うアプリを起動できたり、地図をズームアップしたりできます。さらに、ハイレゾ音源の再生に対応し、一人ひとりの耳の聴こえ方を解析して、音声をチューニングする「Uソニック・ハイレゾイヤホン」なるものも同梱されています。

▲端末の実質負担金は1万6800円〜

 

◼︎大画面&ハイエンドの「HTC U11+」の日本発売は未定

もうひとつ公開されたのが、HTC U11の上位モデル「HTC U11+」です。画面アスペクト比が18:9で6インチの縦長ディスプレイを搭載し、解像度は2880×1440ドット。

最大の特徴はデザインで、HTC U11と同じく「リキッドサーフェイス」という3Dガラスを用いて、エッジにカーブを施した美しいデザインを採用。カラバリは3色で、端末の内部構造が透けて見える「トランスルーセルントブラック」というユニークな色も選べます。

▲中央がトランスルーセントブラック

そして、握って操作するエッジセンスに加えて、「エッジランチャー」という便利なショートカット機能も追加されています。大画面ながら片手でもスムーズに操作できそうな印象でした。

▲握って操作するエッジセンスが進化し、「エッジランチャー」という機能が追加された

▲普段は、ホームボタンなどが表示されるナビゲーションバー部分をなぞると、最大5個のボタンを設置できる第2パネルが現れる

しかし残念ながら現時点では、このHTC 11+は日本発売の予定はないとのこと。来年日本で発売されるのは、このHTC U11+がさらに進化したモデルになるかもしれませんね。楽しみに待ちましょう。

▲台湾のHTC本社から、デザイン部門アソシエイトバイスプレジデントのジョンソン・チャン氏が来日し、HTC U11のデザインのコンセプトや世界観について語った

▲背面パネルの試作品も公開された

 

◼︎発売中の「HTC U11」がAmazon Alexaに対応!

現在、auとソフトバンクから発売されているHTC U11が「Amazon Alexa」に対応することも発表されました。12月中に、準備が出来次第、自動でアップデートして自然に使えるようになるそうです。

▲HTC U11でAmazon Alexaも利用可能に

Amazon Alexaは、AI技術を用いる音声アシスタントで、今秋から発売されたAmazon Echoなどのスマートスピーカーが対応しています。つまり、HTC U11に「アレクサ、音楽を聴かせて」「アレクサ、今日の天気は?」などと呼びかけると、スマートスピーカーと同じように答えてくれるようになるわけです。Android搭載のHTC U11は、そもそもGoogleアシスタントを利用できます。なので、2つの音声エージェントを使い分けられるようになる、と言ったほうが適切かもしれませんね。

 

◼︎「HTC U11」のソーラーレッドのSIMフリー版の発売が決定!

HTC NIPPONは現在、Twitterのフォロワーを増やす取り組みを行っています。フォロワーの数が2万人に達したら、HTC U11のソーラーレッドのSIMフリー版を日本で発売すると呼びかけていたのですが、イベントが開催された12日1日に、見事2万人を突破しました。当初はクリスマスまでの達成をめざしていたそうなので、想定よりかなり早い達成となったようです。

▲ファンと一緒にフォロワー2万人突破を祝うHTC NIPPON 代表取締役社長の児島全克氏

▲来年2月までに発売予定のHTC U11のソーラーレッド

HTC U11のソーラーレッドは、リキッドフェイスデザインにより、見る角度によって色が違って見える普通ではない赤。発売当時「なぜ日本で売ってくれないんだ」と残念がるファンが多かったモデルです。限定版とのことで、用意される台数はさほど多くはなさそうですが、2018年の1月〜2月に発売される予定なので、欲しい人は見逃さないようにHTCの公式アカウント(@HTCJapan)をフォローしてみてはいかがでしょうか。

また、HTC U11のSIMフリー版はプレゼントも実施予定で、当初は5名の予定だったプレゼントの増量も発表されました。12月25日までに、フォロワー数が2万5000人に達した場合は合計10名、3万人に達した場合は合計20名にプレゼントされるのとのこと。12月6日現在、HTC Japan(HTC公式)のフォロワー数は約2万2500人。3万人達成は難しくなさそうですね。

>> HTC日本

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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