スマート照明「Hue」が音声だけでなく動きでもオン/オフできるようになった

■モーションセンサーの前を通るだけで自動で点灯

このモーションセンサーは、本体から発する赤外線センサーで動きを感知し、自動的にHueを点灯させてくれます。

夜中に水を飲みに台所に行くときや、ちょっとトイレに行きたいときなど、声で電気を点けるのは少しはばかられるシーンがあるはず。そんなときに何もしなくても電気が点くのは便利ですよね。

照明は点きっぱなしの状態にすることもできますし、自動で消灯する時間を設定することも可能です。消灯時間は1分から最大1時間まで設定できるそう。これらの設定はすべてスマホの専用アプリで行います。

あらかじめ専用アプリで設定しておけば、最大3部屋の電気を自動で点灯可能。モーションセンサーの前を通るだけで、玄関、廊下、リビングの照明を自動で点けるといったことができるので、自分の同線に合わせた設定が自由自在に行えます。

ちなみに、このモーションセンサーを使うには、Hue専用の「ブリッジ」を設置しなければなりません。

▲左端が「ブリッジ」。ブリッジと照明3個がセットになった「Philips Hue スターターセット v2」の実売価格は3万2980円。

ブリッジにインターネット環境とつながっているLANケーブルを接続して、アプリとペアリングさせれば設定は完了です。1ブリッジにつき、最大12個のモーションセンサーが設定できるようになっています。とはいえ、一般的な家庭なら2~3個あれば十分そうです。

 

■超コンパクトだから設置しやすい

わざわざセンサーを付けるとなると大げさな感じもしますが、手軽に設置できるのもこのモーションセンサーのいいところ。サイズは55×55×30mmで、重さは65g。背面にはマグネットが付いており、戸棚やベッドの下はもちろん、冷蔵庫に張り付けるのも簡単です。かなりコンパクトなので、少し目につかない場所に置くとまったくわかりません。

角度は上下左右100度まで調整可能なっており、室内でペットを飼っている人ならペットが通る高さは感知しないように少し上向きに設置するといったこともできます。

しかも単4電池2本で駆動する電池式で、電池の寿命は約2~3年。電源コードが不要なのも、設置の自由度の高さを後押ししてくれています。

【次ページ】時間に合わせて点灯する色を変更可能

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