世界40か国以上で展開中の空気清浄機がいよいよ日本初上陸!

■グローバルで販売を伸ばす清浄機

コーウェイは、空気清浄機や浄水器などの健康家電を柱に、調理家電や化粧品などを提供する韓国のメーカーです。韓国の空気清浄機市場では、24%ものシェアを占めています。

▲フラグシップモデル「AIRMEGA400」と代表取締役社長イ・ヘソン氏

2008年頃からはグローバルにも注力し、中国やアジア諸国、アメリカ、ヨーロッパなど40か国以上に輸出。空気清浄機市場がまだ初期段階にあるヨーロッパや東南アジアでも販売を伸ばしています。

 

■世界が認めたフィルターが強み

今回発表されたのは、「AIRMEGA400」「AIRMEGA300」「AIRMEGA600」「AIRMEGA STORM」の4モデル。その最大の特徴は、「フィルターの性能」にあります。

▲左から順に、「AIRMEGA400」「AIRMEGA300」「AIRMEGA600」「AIRMEGA STORM」

「AIRMEGAシリーズ」は、大きめのほこりをブロックする“プレフィルター”と、“MAX2 Greenフィルター”を採用しています。

“MAX2 Greenフィルター”は、“活性炭脱臭フィルター”と、独自開発の抗菌・抗ウイルスの集じんフィルター“抗菌GreenHEPAフィルター”を一体化したもの。これにより、0.3μmの微小な粒子の99.97%以上を除去し、ウイルスと有害菌を99.9%以上不活性化します。

プレフィルターは、2週間から1か月に1回程度、水洗いをすればよいとのこと。MAX2 Greenフィルターは、5年に1回を目安に買い替えを推奨しています。

部屋に馴染みやすいデザイン性にも注目。なお、前面に備えるLEDリングやLEDメーターの色で、空気の状態を<きれい>から<汚れている>までの4段階で確認できます。

 

■スマート運転でエコに利用

ラインナップの4種類はすべて、空気中のダスト量や部屋の明るさを検知し、運転モードを自動で切り替える「スマート運転」機能を備えるため、無駄な電力を消費しません。

▲フラグシップモデルの「AIRMEGA400」(左)は、8畳分を約6分で清浄する。48畳まで対応。幅376×高さ580×奥行376㎜。コンパクトな「AIRMEGA300」(右)は8畳分を約8分で清浄。38畳まで対応する。幅345×高さ538×奥行345㎜

モデルはすべて、センサー感度を高めて花粉などを短時間で除去する「花粉モード」を搭載。花粉症に悩む人が多い日本では、欠かせない機能といえるでしょう。

▲左右と底面の3面にフィルターが付く「AIRMEGA600」は7分で8畳分を浄化。41畳まで対応。幅376×高さ580×奥行376㎜

ハウスダストや重く床に溜まりやすい花粉を逃がさず捉えます。全面に配置された多機能表示窓には、PM2.5濃度とフィルターのお手入れの目安を表示。

▲マルチサーキュレーション機能を搭載した「AIRMEGA STORM」は、9分で8畳分をきれいに。32畳まで対応

前面と上部から3種類の気流を出し、清潔な空気を循環させます。別売の「黄砂フィルター」「新築フィルター」「ダブル脱臭フィルター」の3つのカスタムフィルターが使用可能です。

 

■あえて機能を絞った理由とは

日本の清浄機は、加湿器やイオン発生器が不随するモデルが多く存在しますが、グローバルパートナー事業本部門長のイ・ジフン氏は、「機能性に優れた空気清浄機を単体で1年中使い、季節によって加湿器を利用するほうが、効率的かつ清潔に使用できるはず」と語りました。

*  *  *

家庭用空気清浄機の市場が世界3位である日本の巨大マーケットで、グローバルのトレンドは果たして通用するのか――。空気清浄機の購入を考えている人や、花粉やハウスダストに困っている人は、シンプルに空気を清浄することにこだわった「AIRMEGAシリーズ」を検討してみてはいかがでしょうか。

>> COWAY(グローバルサイト)

 


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(取材・文/中川美紗

なかがわみさ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」に所属。「旅」と「アート」が大好き。情報が目まぐるしくアップデートされるスマホやウェブサービスに立ち向かいながら、webメディアを中心に記事を執筆中。

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